「ほら、あの日本の猫の人形ってどこで売ってるの?」と質問されるとがよくあります。最初にこの質問をされたときは、「あら、みんな日本文化のことよく知ってるわねぇ、『まねき猫』のことまで知ってるなんて思ってもみなかったわ・・・」などと思って答えていたら、どうも話がかみ合いません。よくよく聞いてみると、なんと「キティちゃん」のことでした(笑)。そうなのです。実は、キティちゃん、アメリカではとても人気なのです。
ニューヨークのタイムズスクエア、
42丁目の8番街とブロードウェイの間には、その名もハローキティといういつもかなり賑わっている人気のお店まであります。(2015年閉店)時々、キティちゃんもキャンペーン・ガール?としてご出勤。お客さんの大半は若い女性。しかも、小さな子供たちだけでなく、10代、20代の女性にも人気なのです。
1974年に日本で誕生したハローキティは、当初名前もない小銭入れのデザインでした。その後、ルイス・キャロルの小説「鏡の国のアリス」に登場する猫にちなんでハローキティと名付けられ、82年に米ランダムハウス社から絵本出版、83年にユニセフ米国委員会の子供大使に任命されるなどの海外展開が始まって、20年以上が経過した現在、世界中に流通するキティグッズは約5万種類もあるそうです。
こちらのファッション雑誌では、米国芸能界のスターの皆さんが持っているキティちゃんグッズが特集されるほど。キャメロン・ディアス、ビヨンセ、ルーシー・ルー、マドンナ、サラ・ジェシカパーカー、マライア・キャリー、ブランディ、パリス・ヒルトンなど、日本でも知られているビッグ・スターもキティちゃんグッズを使っているそうです。
どもどもぉ~♪よく考えるとキティちゃんを知らない日本人女性っていないかもしれません。認知度100%?!のキャラクター。でも、こちらに来るまで、まさかキティちゃんがこれほどアメリカでも人気だなんて知りませんでした。私は特にキティ・グッズを持ってませんし、なんでこんなに人気があるのか不思議なのですが、過去にアメリカでキティちゃんを広める何かがあったのでしょうか?このお店の前を通るたびにひじょーに気になります。
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