2000年に
オレンジ色のトラック1台からはじまって、
カフェをオープンし、今ではすっかり地元ニューヨーカーに愛されるコーヒー屋さんへと育った「マッド・コーヒー」(MUD COFFEE)。彼らは、こんなかたちで地元の恩返しもしてるんですよー。Houston Stと1番街の角にある"First Park"にお店を出店。この公園は、現在、「マッド・コーヒー」があるってことで別名「マッド・パーク」(Mud Park)と呼ばれています。
この店舗の家賃が公園の維持管理費に使われる仕組み。いわゆるソーシャル・アントレプレナーシップ的な発想。
近年のニューヨークでは、こういう感じで企業が単にお金儲けするだけでなく、世の中をより良く変えていくためにビジネスを展開する事例が急増中。
公園の維持管理に関して言うと、有名なのが売上げの一部をマディソン・スクエア・パーク(Madison Sq. Park)の維持管理団体に寄付するために2004年に誕生した
「シェイク・シャック」(Shake Shack)。これは、Union Sq. CafeやGramercy Tavernなどの人気レストランをいくつも経営するダニー・メイヤー(Danny Meyer)さんが立ち上げたもので、一躍、NYナンバーワンのバーガー屋さんに・・・。
なんてことない街角にある小さな公園ですけれど、そういう意味では、この「マッド・パーク」も現在のニューヨークらしさを感じさせる公園の1つと言えるでしょう。
First Parkの別名はMud Parkマッド・コーヒーのお店があるのです店内の様子バーカウンターや公園内のベンチに座って食べたり飲んだりできますイキイキした店員さんたち〔ご参考〕
・
www.onmud.com:Mud Coffee公式
そのほか、個人単位でも公園のベンチを養子にする「Adopt-A-Benchプログラム」というものがニューヨークにはあったりします。これは、公園のベンチの維持管理費をみんなからの寄付で賄うというプログラム。日本にも取り入れられそうなアイデアが今のニューヨークにはいっぱいありますね。
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。
「人気blogランキング」