ニューヨークに誕生した新しいコンセプトの小売店「
ストーリー(Story)」。2012年に開催された「ポップアップ・ストア」のニューヨーク史上初のコンテスト、"PROJECT POP-UP NYC"で優勝するなど何かと注目を集めるこのお店で、昨夜、創業30周年を迎えた米系スポーツサンダル&ハイキングシューズ・ブランドの
「テバ」(Teva)による招待客限定スペシャル・イベントが開催されました。
昨年9月、Googleが史上初めて開催したグーグル・グラス所有者限定の
パーティの様子を、
お酒や軽食など含め、どのような演出だったかお伝えしましたが、その時のパーティとこのパーティには共通点がいっぱい。
例えば、お酒担当の
バーテンさん付バー、音楽担当の
DJ、軽食を運ぶ
イケメン男子軍団(含、軽食の出し方)、などのおもてなし方法は、まるで3点セットですか?ってくらいGoogleとそっくり!!!
また、主張し過ぎない
シンプルなディスプレイ(ちなみにテバは世界で初めてスポーツサンダルを作ったメーカーさんです)や、居心地が良い
混み過ぎないスペースなども、Googleのパーティと極めて似ている印象を受けました。どうやらこのカタチが、ニューヨークで企業が開催するこの手のパーティの基本形みたいです。
さらに、「ポップアップ・ストア」コンテストで優勝しただけありまして、このストーリーのパーティには、見るだけじゃなくて
「体験型」の演出も・・・。さすが。
日本から海外事業展開を計画されている(または実際にやっている)日本の企業の方々の参考になりそう。
やっぱり外国で開くパーティで、どのような「おもてなし方」が適切なのかとか、優れているかを判断するには、それなりの情報や知識は必要不可欠ですしね。ニューヨークで開催する際は、上記6つのポイントを参考にしてみると良い結果になるかも?
以下、会場の様子です。
シンプルなディスプレイと店員さん
なお、窓の外にはあの空中公園ハイラインが見えます
足元はもちろんテバの元祖スポーツサンダル
もとはハイキングシューズ・ブランドなので、丈夫でクッション性に優れ、
サンダルのままジョギングできるそうですバーテンさん付バー軽食のサーブ方法にはこういう演出もどれが何かテーブルクロスに書いてあるんです女性向けイベントだったのでDJも女性簡易DJブースはこんな感じの構造で
コストをかけずお洒落にとてもフレンドリーな受付のお姉さん中央テーブルでは無料のマニキュア・サービスサンダルに自分でデザインや装飾を施すDIYコーナーもDIYコーナーの講師役のお姉さんあちこちで広がる笑顔混み過ぎない絶妙なバランス感覚の集客なので
子連れで遊びに来ても大丈夫窓の前の少し高くなってる部分がステージ代わり(笑)Googleのパーティの時とそっくりな軽食の出し方
見てるだけでも楽しめる品々が・・・長くなりましたので続きは次回へ〔ご参考〕
・
http://thisisstory.com:公式サイト
Add: 144 10th Avenue at 19th Street
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今回、このお店、「ストーリー」創業者のRachel Shechtmanさんにじっくりといろいろお話をお伺いできまして、とても良い経験になりました。なお、Rachelさんは雑誌「ファストカンパニー」による『2012年版ビジネス界の最もクリエイティブな100人』の一人にも選ばれてる方。やっぱり実際にこういう場所に来てみると、大学でマーケティングを専攻してても教えてくれなかった様々な知恵やノウハウを、体験を通じて楽しみながら学べてホントに勉強になりますね。
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