今年元旦から
新市長に就任したデブラシオさん。先日、大雪警報を出した日に学校を休みにせず地元メディアから袋叩きにあったばかりですが、今度は、交通事故撲滅のためタクシーに速度規制をかける政策を
発表した直後に、自分がスピード違反してるのがバレて謝罪へ。デブラシオは「間違った理由で新聞の一面を飾り続けてる」(making headlines for all the wrong reasons)という当然の
批判も。
市役所内部の人はどう思ってるんだろう?と、
レイチェルさんのツイッター見てみたら、「NY州知事」のクオモさんの
IT化改革や
経済支援策の話題ばっかり。
大雪対応の話題までクオモ州知事のリツート中心で、デブラシオ市長のデの字も見当たりません。
レイチェルさんは、ブルームバーグ市政下の2011年1月に弱冠27歳でNY市の『初代チーフ・デジタル・オフィサー』に抜擢されデジタル化・IT化改革を
飛躍的に進めてきた人物。
デブラシオ市長が使えないからなのか、レイチェルさんが優秀すぎて市だけじゃなく州のデジタル化・IT化改革にも関与するようになったのかは分かりませんが、最近の彼女のツイートは、もっぱらクオモ州知事とのやりとりに・・・。
【追記:それもそのはず、ブルームバーグ市政の終わるタイミングで、レイチェルさんはNY市初のchief digital officerから、NY州政府初のインターネット担当のテクノロジー副長官(the state's first deputy secretary for technology, overseeing the Cuomo's administration's internet presence)にヘッドハントされてたんです。】
でも、こんな風にツイッターで地方行政の内部の様子が分かるなんて、ホント、便利な時代になりましたね。
せっかくなのでレイチェルさんのツイッターの写真やビデオもチェックしてみたら、最新のビデオに、ブルームバーグ市長のお別れスピーチのビデオがありました。素晴らしい。ブルームバーグさん見るとなんかホッとしますね。ますます偉大に思えてきます。以下、ご参考まで。
任期最終日、みんなに感謝の言葉を述べるブルームバーグさんしかも、「一度ここに立ってみたかったんだ」とブルームバーグさんは
自ら進んで市役所の市長室の机の上によじ登って・・・。
「いまを生きる」(Seize the day)の名セリフで有名な、
ロビン・ウィリアムズ主演の映画『Dead Poets Society』
(1989年、邦題は「いまを生きる」)の名場面みたい
〔関連過去ログ〕
・
近年ニューヨークの勢いが止まらない理由=ブルームバーグ市長[2013-03-12]
このビデオ、みんな笑顔で、誰かのお子さんだと思いますがブルームバーグさんの後ろに小さな男の子が映ってたりして、ブルームバーグさんが市役所のみんなからも愛されていた様子がよく伝わってきます。さすが、世界的企業を一代で作り上げ、NY市史上最長となる3期12年もの間、市長を務めた天才的リーダー。一番最後のスピーチまで、お話した言葉以上のメッセージ、「いまを生きる」(Seize the day)を机の上に立って無意識のうちにでも全身で表現され、いかにもブルームバーグさんらしいです。
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