

前回の
「星の王子さま」原画展。よくよく考えてみると、70年以上前(1943年)の児童小説の挿絵がニューヨークの美術館で展示されるってすごい話ですよね。近年、インターネット上のデジタル・コンテンツや電子書籍が急速に普及してますが、「紙の本」の魅力を改めて実感。それに、ニューヨークという場所柄、いつか自分の本を作ってみたいとお考えの方もいらっしゃるでしょう。

そんな方にオススメが、ノリータ地区にある1981年創業の老舗の本屋チェーン店、マクナリー・ジャクソン(McNally Jackson Books)。
もともと個性的な品揃えがウリの街角の本屋さんですが、このお店には他店であまり見かけないユニークな本がいっぱい。なぜかと言うと、この本屋さんの店内には、「エスプレッソ・ブックマシーン」(Espresso Book Machine)という機械が設置されてまして、その場で本を作ってくれる自費出版(セルフ・パブリッシング)サービスを提供してるんですよー。
そんな背景もあってか店内には、自分で本を作るためのDIY本や創作意欲を刺激するクリエイティブな本もいっぱい・・・。

ニューヨークの街角には、個性的な本を求める
小さな本屋さんも多く、昨年は地下鉄の駅構内に登場した
自費出版本専門店が人気になったりしてますから、自分で本を作ったらいろんな体験ができそうな気もします。
ひょっとするとここから未来の「星の王子さま」が生まれちゃうかも?!
プランは5つ。お友達へのギフト用(19ドル~)から、本作りのコンサルティングや国際標準図書番号(ISBN)登録や店内販売までサポートしてくれる本格的な出版(349ドル~)まで対応。
自分で本を出したいという方にはもちろん、そうじゃない方にも、ニューヨークのクリエイティブな刺激を感じられる本屋さんじゃないかなと思います。場所は、Lafayette St.とMulberry St.の間のPrince St.沿いです。
店内風景
もともと個性的な品揃え
他店であまり見かけないユニークな本がいっぱい
店内にカフェも
照明のデザインも本です
店内にエスプレッソ・ブックマシーン
この場所でたった6分で本を作れるそうです
手打ち蕎麦とかマグロ解体の実演販売みたい
5つのプラン
これまでに35,285冊の本がここで印刷されたそうです〔ご参考〕
・
http://mcnallyjackson.com/:公式
Add: 52 Prince Street (between Lafayette & Mulberry)
Hours: Mon - Sat: 10am - 10pm/ Sun: 10am - 9pm
要するに、誰でも本が作れて、ニューヨークの本屋さんで売ってもらえて、本が売れたら利益もちゃんと配分してもらえる仕組みになってるそうです。日本の本屋さんにも、この「エスプレッソ・ブックマシーン」みたいな機械ってあったりするのでしょうか?
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