

日本の干支では今年は午年ということで、お馬さん関係のお仕事をされている方々には縁起が良い年になりそうですけど、ニューヨークでは、セントラルパーク名物の1つにもなっている「馬車」(horse-drawn carriages)が、近々、
廃止(というか禁止?)になりそう・・・、
今のうちに乗りに行こう・・・などなどと、新年早々から、地元ニュースの大きな話題に。

馬車廃止を求める動物保護団体が、昨年の市長選挙を支援してくれたお礼とかなんとかで、1月1日に就任した
新市長のビル・デブラシオさんの公約の1つなのだとか。
「えぇー、市長就任して最初の最優先課題が馬車廃止?」や「30年以上も続いてるのにもったいない」や「
NYPDの騎馬隊との違いは?」といった
批判も。
なお、馬車の運営組合はもし法案が通過したら市を訴えるそうです。うーん。
都会の中の馬車ですから、大自然の中で自由に暮らすのお馬さんと比べたらかわいそう、という主張はよく分かりますけど、自然や動物とも調和して共存する「和の精神」的な日本人の感覚からすると、特に注目度の高いセントラルパークの馬車のお馬さんたちは、みんなに愛され、可愛がられ、どこか誇らしげで幸せそうで、一概に動物虐待とかそういう話じゃない気がするんですけどね。廃止後の関係者の生活の問題もありますし。
こんな風にセントラルパークを走る馬車の姿を見れなくなるかもしれません
一方、NYPDの騎馬隊(英語の正式名称は、"The Mounted Unit")
についてはまったく問題視されてません〔ご参考〕
・
www.nycarriages.com:the New York Carriage Company公式
馬車乗り場はセントラルパーク東南コーナー、5番街と59丁目角にあります。乗りたかったけど乗れてない方はお早めにどうぞ。まぁ、世間一般の多くの方々は、この馬車が廃止されても特に困ることはないとは思いますけれど、デブラシオさん、市長就任して、新年早々、最初の最優先課題(と実際に話題になった事案)が馬車廃止って、あんまり頭が賢くなさそうな気が・・・。前任のブルームバーグさんの時みたいに、年明け1月には、20代女性のレイチェルさんをニューヨーク市の『初代チーフ・デジタル・オフィサー』(Chief Digital Officer)に大抜擢!!!とか、そういう未来につながる政策を打ち出して欲しいんですけどね。
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