ブルームバーグさん時代に、ニューヨークの道がどう変わったか?

2001年の9.11テロの翌年、2002年1月に市長就任してから、史上最長となる3期12年間、ずーっと市長を務めていたブルームバーグさんが昨年12月31日に退任され、1月1日からビル・デブラシオさんが新市長さんに･･･。地元ニューヨークでは、新市長さんへの期待や希望はもちろん、ブルームバーグさんの長期市政下でニューヨークがどう変わったかを振り返る報道などが相次いでます。

中でも興味深いのが、ブルームバーグさん時代に「ニューヨークの道がどう変わったか」をまとめた5分弱のビデオ。

都市交通計画や政策の影響を映像で発表するNYのNPO団体、Streetfilmsによるもの。

市政運営が磐石となった2期目の最終年（2009年）から、ブルームバーグさんは、ニューヨークを住んでいる人々にも、訪れる人々にも、より魅力的な街になるような交通や環境に関わる大改革を次々に実施。

マンハッタン内を南北に貫く大通りのブロードウェイ沿いの主要エリア（タイムズ・スクエア、ヘラルド・スクエア、フラットアイアン・ビル前、ユニオン・スクエア）の車道を一部つぶして常設の歩行者天国（パブリック・スペース）化したり、市内各所の車道の一部をつぶして自転車専用道路のバイクレーンを作ったり、税金を一切使わずに自転車共有プログラムCitibikeを立ち上げたり、夏のサマー・ストリートほか様々な啓蒙活動などのほか、マンハッタンの川沿いやブルックリンなど新たなエリアの再開発などなど、例を挙げたらキリがありません。

そのうちごく一部ではありますが、改めてここ数年のうちに「ニューヨークの道がどう変わったか」を映像で見比べてみると、ちょっと感動しますね。



〔ご参考〕
・http://www.streetfilms.org：公式

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