潮の香り、青い海原、波や風の音。都会の生活にはどれも無縁のようですが、マンハッタンでは、案外、身近な場所で海を感じられます。ここは、ロウアーマンハッタンの
ピア17(Pier 17)。ピア(Pier)とは桟橋とか埠頭という意味で、その名の通り、East Riverに面した桟橋の上にあるんですよ。すぐ横には港の雰囲気を演出してくれるセイリング・ボートも停泊中。
ピア17は、ショップとレストランが集まった複合商業施設、サウスストリートシーポート(South Street Seaport)の中核として1985年にオープンした3階建の巨大船のような建物。
サウスストリートシーポートにあるショップ(50店舗)、レストラン・カフェ(30店舗)の大半がこの建物の中にあります。また、最上階、3階のフードコートはファースト・フード中心ですが、大きな窓越しにEast Riverやブルックリン・ブリッジがどどーんと見えて景色は最高ですよ。
しかも、木製のバルコニーがあるので、自由に外に出て景色を眺められるんです。ベンチもバッチリ用意してあって、最高のデート・スポット!って思うのですが、ニューヨークってこういう場所ではあまり恋人達を見かけません。いらっしゃる方々の大半は、地元の子連れファミリーや観光旅行の方々、それとカモメの群れ?で、ホノボノしたムードです。
どもどもぉ~♪桟橋の上なので行くのに手間がかかりますが、着いてしまえばピア17は快適です。美しい景色を見ながら、ゆっくりとリラックス。フードコートでは、コーヒーを飲みながら軽食をとることできます。それにしても室内にあるこういう施設ってマンハッタン内では珍しいですよね。ちょっとニューヨークっぽくないかもしれないけど、むしろ、アメリカ的で面白いスポットです。
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