ブルックリンのブッシュウィック(Bushwick)。長年、ニューヨークに住んでいる方でも滅多に足を運ばないところだと思いますが、マンハッタンのユニオン・スクエアから地下鉄Lラインで9駅目のジェファーソン・ストリート駅(Jefferson St)を出ると、そこは、Troutman St沿いを中心としたグラフィティ・アートの街に!!
わずか1年半ほど前の
2011年に、お母さんを脳腫瘍で亡くされたことが切欠で、ブッシュウィックのとある壁にグラフィティ・アートを描いたJoe Ficaloraさん。
彼は、その後、お母さんが自分を生み育ててくれたこの地域の活性化のため、各地から著名なアーティストを招いてエリア一帯をグラフィティ・アートを描いてもらうという団体を立ち上げました。
その名は、「ブッシュウィック・コレクティブ」(
the Bushwick Collective)。
まだ出来たばかりの団体ですが、Ficaloraさんの思いが共感を呼び、毎年、夏にはブロック・パーティ(Block Party)という、アーティストがその場でライブ・ペインティングを披露する大規模なイベントも開催。
また、ちょうど、ニューヨークの
グラフィティの聖地として世界的に有名な『ファイブ・ポインツ』(5 Pointz)のビルが、再開発のため取り壊される予定という報道もあったことから(
今朝の速報でついにビルが白く塗られてしまいました!!!)、グラフィティ・アートを救おう!!!というアーティストの方々等からの支援や協力もあって、その存在感は急速に高まっています。
以下、Ficaloraさんのインタビュー動画、現地の様子などご参考まで。
The Curator of Bushwick(The New York Timesの報道)
あちこちの壁に、the Bushwick Collectiveと描かれたグラフィティ巨大な壁にも夏にはブロック・パーティも開催↑↓の写真はクリックすると拡大しますエリア一帯、グラフィティ・アートだらけファイブ・ポインツ(5 Pointz)にもありましたが、
日本の文化の影響を受けた作品も場所は、Union Sq駅から地下鉄Lラインで9駅目のJefferson St駅下車
途中のロリマー(Lorimer)駅構内にはあのニュース・スタンドが・・・〔ご参考〕
・
www.facebook.com/TheBushwickCollective:公式FB
ちょうど、『ファイブ・ポインツ』のビルが白く塗られたという悲しいニュースをお伝えした直後ですけど、ニューヨークでは、グラフィティ・アートはまだまだ終わらないって感じです。ブッシュウィック・コレクティブ、今後、ますます注目されることでしょう。
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