「進撃の巨人」がNYコミコンに大進撃!!! : ニューヨークの遊び方

「進撃の巨人」がNYコミコンに大進撃!!!

すっかり「ニューヨーク・コミック・コン 2013」（New York Comic Con 2013）特集になってますが、とりあえずこれでラスト。最後を締めくくるのは、今年のNYコミコンを象徴する話題ということで、『進撃の巨人』（Attack on Titan）!!!　今年のNYコミコンの特徴の1つと言ってもいいくらい、会場のあちこちで『進撃の巨人』のコスプレ姿の方々を見かけました。

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『進撃の巨人』とは、別冊少年マガジンで連載中の諫山創先生によるSF漫画。今年4月から9月まで日本のテレビ局でアニメが放送され、バンダイチャンネルなどを通じてインターネット配信も・・・。

つまり、昨年のNYコミコンの時期にはアニメ化されてなかった作品。

アニメ開始からわずか半年程の新しい作品なんですけど、日本で今年一番の大ヒットとの評判と人気は、海をこえ、山をこえ、国境をこえて、ここニューヨークにも波及したというわけです。伝わるのめちゃめちゃ早い!!!　

しかも、会場の様子を見た感じでは、誰か『進撃の巨人』の制作関係者の方が裏で動いてありもしない人気を捏造する・・・といった印象はまったくの皆無。それどころか『進撃の巨人』関連グッズを販売しているブースも殆どありません。新しすぎて、売り手側がアニメ・ファンの情報スピードに追いついてないっぽいです。

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日本では、アニメ化決定から注目されてた作品だったそうで、7月にはローソンがコラボ・キャンペーンを大々的に行うなど、ちょっとした社会現象にまでなってたようですが、まさかアメリカでもこんなに早く、ファンが急増するなんて関係者の方々も思ってなかったのでしょう。

また、もともとニューヨークの方々は情報感度がいちいち鋭いので、他の海外都市のコミコンよりも新しいヒット・アニメやトレンドを反映するのが一際早いのかもしれません。

まぁでも、それにしても、4月に放送開始した日本のアニメ番組1つで、これだけ海外都市でも経済効果（漫画やアニメだけでなくコスプレの衣装や各種キャラクター・グッズの売上が発生してると思われます）を生み出すのですから、大したものですよね。

あと、日本人でも同じだと思いますが、『進撃の巨人』が好きだからと言って全員が全員コスプレするわけじゃありませんから、この会場でそのキャラクターのコスプレ（多くは調査兵団）されていた方々は、ニューヨーク近隣の『進撃の巨人』ファンの極めてごく一部と言えるでしょう。とにかくすごい現象。諫山創先生や関係者の方々が、このNYコミコンの様子を現地で見たらきっと感動されたでしょうね。