

サービス開始から約8年、日本でもすっかりお馴染のツイッター。最近、米国では、その上場関連のニュースが相次いでます。2012年のフェイスブック以来の規模の大きさということで、多々、報じられる中、Financial Timesに「ツイッターは全世界を手中にした」"
Twitter’s got the whole world in its hands"という、なんだか妙に後でジワジワとくる興味深い記事が・・・。

この記事は、中東、インドネシア、日本等で、どのだけツイッターが普及し、使われているかをまとめたもの。
例えば、民主化運動の進む中東では、ツイッターが市民の政治活動(コミュニケーション)の極めて重要な場になってるとか。
日本についても、「140文字制限でも、(英語と比較すると)日本語は多くの情報を伝えられる」とか。
また、最新の1秒間あたりの最多ツイートの世界記録(143,199/秒)が、先月、日本で出たなどと、めちゃめちゃツイッターを使いこなすIT先進国という描写。しかも、その
世界記録が出た理由が「天空の城ラピュタ(英題はCastle in the Sky)の再放送で・・・」ってのが、いかにも日本っぽい。
1秒間あたりの最多ツイートの世界記録というのは、これまで映画やテレビの授賞式や、
サッカーのワールドカップ決勝戦とか、アメフトのスーパーボールなどで記録されてますので、この記事だけ見た人は「宮崎アニメの再放送で・・・って、日本はどうなってるの?!」って思ってしまう気がします。
こういう意外なところでも、「IT先進国」とか「アニメ大国」といった日本のイメージは広まっているみたい。

〔ご参考〕
・
Twitter’s got the whole world in its hands[2013/10/2 FT]
「米国ベンチャー企業の上場」という、普通、アメリカ国内だけの話題になりそうなニュースでも、今やツイッターのような会社の場合、世界の国々での利用状況が、結構、詳しく取り上げられるんですね。あと、記事冒頭の写真が、LOVEと書かれたアートの上で、モバイル機器(ツイッター)を使うイスラム系の民族衣装を着た女性(イスラム経圏では女性の人権は抑圧されがちで、高等教育を禁じられている地域も)ってのも、かなり意味深。いろいろな意味で興味深い記事です。
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