興味深いニュースを1つ。観光キャンペーンと言うと、いつもニューヨーク市(NYC)の話題ばかりでしたが、先月、ニューヨーク州(NY State)が、いきなり今年の観光推進予算に過去数十年間で最大規模となる約6000万ドル(1ドル=100円換算で60億円)を計上すると
発表。昨年の同予算は1900万ドル(19億円)だったので、突然、3倍以上に!!!
以前、「
2012年、NYを訪れた観光客は史上最多の5,200万人、経済効果は553億ドル(=約5兆円)!!!」と題してお伝えした通り、この10年ほどNY市の観光産業は劇的に成長してるので、州も追随するのでしょうか?
新たに"I Love NY Asia"といったアジアでのNY観光キャンペーン等のほか、スポーツ関連やゲイ・レズビアンの旅行者市場向けのプロモーションを展開予定とのこと。
冒頭の表(
CMI’s 17th Annual Gay & Lesbian Tourism Survey)の通り、すでにニューヨーク市はゲイやレズビアンの方々の人気No1の旅行先になってるんですけど、今度は、「州」レベルでも観光誘致するんですね。すごい。
アメリカでは、男女両性の気持ちや感覚を理解できる同性愛者の方々は、一般の男性や女性よりも平均的な学歴・所得が高くなる傾向がある・・・という調査データがありまして、昔からこういう観光誘致キャンペーンの対象になることが多いんですけど、これでますますニューヨークは同性愛者の方々にフレンドリーな場所になりそう。
全ての同性愛者の仕事と休暇の人気旅先ランキング
(ソースはCMI’s 17th Annual Gay & Lesbian Tourism Survey)ゲイの休暇時の人気旅先ランキングレズビアンの休暇時の人気旅先ランキングなおNY州を日本と比べてみると、NY市の位置を房総半島の先にあわせた場合、
北は秋田、西は鳥取くらいまでの大きさになります。
マンハッタンは東京の山手線圏内程の大きさですが州は大きいんですね〔ご参考〕
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Governor Cuomo Launches New York's Largest Tourism Campaign in Decades:NY州公式
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