ニューヨークの地下鉄車内で見かけたこのポスター、いったい何の広告か分かりますか? アクション映画? いいえ、違います。
National Peanut Boardというピーナッツ生産者団体によるピーナッツの広告。格好良過ぎ(笑)。日本でも、ピーナッツ(落花生)が名産品の地域は多々ありますけど、広告ポスター作る時に、こういう発想はなかなか出てこないんじゃないでしょうか?
マーケティング大国アメリカ、特にニューヨークでは、"I
♥ NY"(I love NY)のロゴマークの
♥部分がオレンジになってる
オレンジジュースとか、農林水産品も様々なブランディングを展開。
このピーナッツの広告はシリーズになってまして、「どんなナッツよりもプロテインが含まれている」「ガス欠にならない」などのキャッチフレーズとともに、何の宣伝なのかパッと見ただけでは分からない、極めて実写的な人物を描いたポスターをあちこちで見かけます。
よくよく考えてみると、近年、NY近郊の農家さんたちによる青空市場(グリーン・マーケット)がり定着し成功しているのも、広い意味でマーケティングが成功したから・・・と言えるかも。
以前もお伝えしたように、2005年に登場した「地元産のものを支援する、購入する」という意味の新語"Locavore"(ロカヴォア)は、オックスフォード辞典の2007年「年間コトバ大賞」 (Word of the Year)に選ばれてしますし。
隣のアート・スクールのポスターに負けないアート性極めて実写的な人物画生産者のおじさん代表育児中のお母さんにも最適!!!みたいな・・・すごい発想日本政府は、今後、農業を成長産業にする計画なので、農林水産品のブランディングにもこれまで以上に配慮してみると良いかもしれませんね。 そう言えば、NYの青空市場なんて、ちょっとしたテーマパークというかエンターテインメント化しています。農林水産業なのに、地元農家さんたちもひっくるめて全体で、もはや第一次産業じゃなくて第三次産業、各農家さんの収益力もUPって感じ?※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。「人気blogランキング」