「鳥か? 飛行機か? いや、日本だ!」のお決まりのセリフの下に、スーパーマン姿で空を飛ぶ安部さん(笑)。まるで大衆紙の風刺漫画みたいですが、なんとコレ、一応、「世界でもっとも重要な政治経済紙の一つ」とか言われてる英国の週刊新聞「エコノミスト」(The Economist)の最新号の表紙・・・。日本の総理大臣がこんな感じで海外の雑誌の表紙になるなんて珍しいですねぇ。
エコノミストの記事は、例えば、アメリカのハーバード・ビジネス・レビューやフォーブス等と比べると、根拠不明の情報も多く、いちいち脚色し過ぎ(左の日本人の描写とか脚色し過ぎてヒドイです、面白くしようとしてスベリまくってる感じ?)なので、個人的には、情報源としては殆ど役に立たないと以前から思ってるんですけど、あまりにも強烈なインパクトの表紙だったのでご参考まで。なお、この特集記事のタイトルは、"
Japan and Abenomics: Once more with feeling"。
これで記事の内容が良ければベストなんですけど、以下のように出だしから『日本の「ソープランド」がアベノミクスで好景気、アワノミクスだ・・・。』っていう寒い親父ギャグをわざわざ英訳して世界に発信してたりしまして、また、赤字のTPPのくだりは、日本は「交渉」への参加を表明しただけだったと思うんですけど、言い過ぎ・・・というか誤報? 大丈夫?
〔ご参考〕
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Japan and Abenomics: Once more with feeling:エコノミスト公式サイト
他の内容も、好調ぶりについては5月16日に発表された第一四半期のGDPが3.5%など具体的なデータが書かれてる一方、不安要因は誰だか分かんない人("one senior LDP figure"とか)のインタビューで済ますとかグダグダ。無理やり不安を煽ろうとしてる印象。なんでだろう? イギリス式の社会風刺にしては低俗、低クオリティですし、良い実績については普通に褒める内容でまとめたらいいのにね・・・って思った軽く調べたら、そっか、エコノミストって安部内閣ができた時に極右だっ、バック・トゥー・ザ・フューチャーだってかなり批判してたんで、こんな感じの記事になってるのかも。
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