写真は、タイムズ・スクエア中心部にあるニューヨーク唯一のディズニー・ストアの外観。巨大スクリーンにお姫様キャラクターが登場すると思わず見とれるチビッ子も・・・。このディズニー・ストア、
2010年11月にオープンしたばかりなんですけど、現在、1階スペースを全面リニューアル工事中。たぶん、取り扱う商品構成やブランディングが変わるので、その影響でしょう。
・・・というのも、ディズニー社は、
2009年8月のマーベル社(米コミック界のスーパーヒーロー等、5,000以上のキャラクターを保有)に続き、昨年2012年10月に、あのルーカス・フィルム社(スターウォーズなどの映画制作&版権保有)を買収したんです。
2005年にピクサー社(トイ・ストーリーなどの映画制作&版権保有)をジョブズさんから買収した時とは、まぁ、いろいろ状況違いますし。
特に近年、ディズニー社は快進撃を続けてまして、2005年からのわずか7年の間にディズニー・グループの売上は、
100億ドル(1ドル=100円換算で1兆円)も増加。2012年には、ベンチャー企業とかじゃない比較的老舗の企業なのに、たった1年間で
株価が38%もアップして話題になりました。
しかも、こないだの週末からはじまった映画「アイアンマン3」(Iron Man 3)も大ヒット。
公開後たった3日間だけで米国内175.3百万ドル(175億3千万円 )、海外504.8百万ドル(504億8千万円)、
合計680.1百万ドル(680億1千万円)という興行成績をサクっとたたき出し、
経済系、
エンタメ系、
一般紙、
TVニュースほか各種メディアで話題に。
公開初週末(OPENING WEEKENDS)の興行成績では、米国歴代2位にランクイン。しかも、歴代1位は昨年公開した「アベンジャーズ」で、これもディズニーが買収したマーベル社のスーパー・ヒーロー映画なんですよ。 今後、スターウォーズの続編(3部作の予定)が作られる計画も、ディズニー社内部で着々と進んでいるっていうから、すごいですよね。
日本でも「
クール・ジャパン/クリエイティブ産業政策」と言って、産業経済省が、クリエイティブ産業の育成や国内外への発信などの施策を推進してますが、こういうディズニー社などの事例を参考にしてみるといろいろ学ぶことが多いんじゃないかなと思います。
Iron Man 3、公開初週末(OPENING WEEKENDS)の興行成績で米国歴代2位先日、Bloomberg Businessweekで特集もどんどん強大になるディズニー
ディズニー・ストア店頭の巨大スクリーンにもスーパー・ヒーロー店内にもスーパー・ヒーローのグッズ・コーナーが
スターウォーズ関連グッズはまだありません(だからリノベーションやってるとか?)こちらはお馴染みのNY店限定商品のコーナー映画が上映されているコーナーやお城もあります〔ご参考過去ログ〕
・
ヒーロー大好きアメリカ人、映画『アベンジャーズ』が記録的大ヒット!!![2012-05-09]
・
NYのタイムズ・スクエアに巨大ディズニー・ストアが新オープン!!![2010-11-11]
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