ニューヨーク最大のアートフェア、
アーモリー・ショーにあわせて、マンハッタンのあちこちで開催されたアート展の中には、日本人の作品に特化したアート展も・・・。それがコレ、「ニューシティ・アートフェア」(”
New City Art Fair”)。ディレクターの戸塚憲太郎さんによると、2012 年3月、NY初、そして唯一の「日本のコンテンポラリー・アート・フェア」としてはじまったもので、2回目の今年の会場はチェルシーのギャラリー街にあるhggrp Gallery new york。
日本人アーティストの作品と言っても、欧米ファインアート界から影響を受けてるものもあれば、伝統的な浮世絵や近年のポップ・カルチャー(マンガやアニメ)など日本ならではの文化から着想を得たものなど様々。
昨年、
ホイットニー美術館での回顧展やルイ・ヴィトンとのコラボでニューヨークをわかせた草間 彌生(くさま やよい)さんの作品とか、ちょうど今、5月8日まで
グッゲンハイム美術館で特別展を開催中の戦後日本の前衛アーティスト集団「具体美術協会」(GUTAI)の作品なども。
また、この”New City Art Fair”は、2013 年4月、日本国内でも始動予定。その第一弾は、4月24日~28日まで大阪梅田の阪急うめだ本店内
「阪急うめだギャラリー」にて開催するそうです。
現代女浮世絵師、ツバキアンナ(Tsubaki ANNA)さんの作品大森準平(Omori Junpei)さんの現代版の縄文式土器?
お馴染みの草間 彌生さんの作品青秀祐(Shusuke Ao)さんのインスタレーション作品、『Operation 'A'』
レーザープリントで日の丸などの柄を印刷した和紙で作った紙飛行機の大群
作品を見る角度によって形が変わります伝統的な日本文化の1つ、折り紙とコラボしてもおもしろそう井口真吾(Shingo Iguchi)さんの作品いろいろカワイイいい感じ今の日本のポップカルチャーを感じます〔ご参考〕
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www.newcityartfair.com:公式サイト
先日ご紹介した通り、NY近代美術館(MoMa)でも、「戦後の東京」の特別展、Tokyo 1955-1970: A New Avant-Gardeを開催するようになってまして、NYでは日本人アーティストやその作品への注目は益々高まっている印象です。このようなアート展も今後どんどん増えるかも? あと、NY最大のアートフェア、アーモリー・ショーにあわせて開催すると、他のアート展、例えばこないだご紹介したTHE(UN)FAIRとかと見比べられて、よりいっそう、いろんな意味で日本らしさを感じられた気がしました。
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