

延長10回4-3で日本が勝利し、アメリカの報道でも「
信じられないほど良い試合」とか「
過去2回優勝したチャンピオンとしての誇りと決意を日本人選手から感じる」などと報じられた8日のWBC日本対台湾戦。その素晴らしい試合内容に加え、負けた台湾チームやファンの方々から日本へ向けられた心あたたまる言動に、今、インターネット上で大きな感動が広まっています。

冒頭の写真は、試合後、大きな台湾国旗に「日本おめでとう」のメッセージを書いて笑顔でエールを送る台湾ファン。
会場となった東京ドームでは、試合後、台湾チームの選手たちがスタジアムに集まった日本人に向けて深々とお辞儀。その姿は、MLBの
公式ツイッターでも取り上げられ世界へと報じられました。
スポーツで大切なのは試合の勝ち負けだけじゃない。たぶん、誰もがそう感じたことでしょう。試合中のフェアプレーや、むしろ、負けた後の振舞い方こそスポーツを通じて鍛えあげた精神力を発揮し、より多くの人々の心に勇気や感動を与える機会なのかもしれません。

また、戦時中に日本が台湾に近代国家の礎となる都市インフラや学校を築き大きく支援したことなどから、多くの台湾の方々は昔から非常に親日的で、それでこうなってるのかな・・・と思ったら、それだけの話じゃないんです。
あの震災後、多大な支援をして下さった台湾の方々に、この機会にお礼のメッセージを伝えよう・・・という声がネット上で広まりまして、東京ドームに「感謝TAIWAN」「3.11支援謝謝台湾」「日本永遠不會忘記台湾的誠意」などと書いたボードを持参する日本人が続出!!! これが台湾チームの選手や会場のファンはもちろん、試合を中継してた台湾のテレビでも大きく取り上げられ、台湾の方々にたいへん感動されたというのですよ。なんて素敵なエピソードでしょう!!!
こんな素晴らしい試合ができて、スポーツの魅力は勝ち負けだけじゃないってことを日本と台湾が協力して世界へ伝えられた・・・ということだけでも、日本にとって、今回のWBCはもう大成功だと思います。
台湾ではニュース番組でも取り上げられてるようです
試合に敗れて、このお辞儀の深さ・・・
過去のオリンピックやワールドカップ等々、あらゆるジャンルのスポーツの国際大会で、勝者、敗者ともにこんな清々しく、感動的な試合はなかったんじゃないでしょうか? 試合内容も素晴らしかったですし、本当の意味でスポーツ史に残る名ゲームになったと思います。もっと評価されて良い気がします。
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