つい先日、
NY近代美術館(MoMa)で「戦後の東京」の特別展を開催中とお伝えしましたが、グッゲンハイム美術館でも戦後日本の前衛アーティスト集団「具体美術協会」(GUTAI、吉原治良氏を中心に1954年に兵庫県芦屋市で結成した団体)の特別展"
Gutai: Splendid Playground"を5月8日まで開催中。どうやら今、ニューヨークでは戦後の日本のアート・シーンに注目が集まってるみたい?
昨年、日本の国立新美術館で開催された特別展「
「具体」-ニッポンの前衛 18年の軌跡」にNYのグッゲンハイム美術館のキュレーターさんたちが協力してた関係で、それとは別に、今回、NYのグッゲンハイム美術館も独自の特別展を開催することになったそうです。
「誰もやってないことをやろう」という発想で、若手アーティストたちとGUTAIを作った吉原治良氏は、吉原製油の御曹司で社長も勤めた前衛アーティスト。
なんかもう、その存在自体が「誰もやってないこと」ですね(笑)。GUTAIの活動は、1954年から吉原氏が亡くなる72年まで続きまして、当時から日本国内よりも外国で高く評価されてたそうです。うーむ。
Gutai: Splendid Playground自由に落書きできるという当時の作品を再現もともとは1956年の作品光で色合いが変わるインタレーション5月8日まで開催中〔ご参考〕
・
www.guggenheim.org/new-york/exhibitions/on-view/gutai-splendid-playground:公式サイト
〔関連過去ログ〕
・
NY近代美術館で「戦後の東京」の特別展?! Tokyo 1955-1970: A New Avant-Garde[2013-02-13]
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。
「人気blogランキング」