ニューヨークの老舗の高級デパートのショーウィンドウに、子どもたちの描いたカラフルな似顔絵がずらり。これは、放課後の子ども達の勉強や遊び等の相手をし、「精神的な支え」となるメンターさんたちの似顔絵。このデパート、ブルーミングデールズ (Bloomingdale's)はメンター派遣のNPO団体、"Mentoring USA"を20年ほど支援してる関係で、毎年、この似顔絵展を開催してるんです。
体罰や自殺など、最近、何かと問題が指摘されてる日本の教育現場。それぞれ理由や背景はあると思いますが、「学校」が実社会から閉ざされた世界になってるのが根源的な問題かも???
素晴らしい社会経験を持つ定年退職された方々も今の日本にはたくさんいらっしゃいますし、学校以外の社会を殆どまったく知らない先生や学校関係者に任せるのではなく、それ以外の大人が子どもの「精神的な支え」となり、相談役となるメンター制度のようなものを日本でも導入してみたら、何か変わるかもしれません。
アメリカの1月はメンター月間なのだそうです子ども達が描いた自分のメンターさんの似顔絵〔ご参考〕
www.mentoringusa.org:公式サイト(活動エリアはNYが中心)
〔関連過去ログ〕
・
ボランティア・メンター制度[2006-04-26]
・
自尊教育っていうか<ばかにしないということ。>[2009-03-12]
・
ボランティア・メンター制度が社会全体にもたらす前向きな雰囲気[2011-02-08]
以前からこのブログでは、アメリカのメンター制度の話題を時折取り上げてますが、日本では相変わらず馴染みのない制度じゃないかなと思います。また、日本には大学生が企業で仕事を体験できるインターン・シップ制度も殆どありません。アメリカと比べると日本の「学校」は社会から切り離されてる印象が強め・・・。なぜなのでしょう?
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。
「人気blogランキング」