SOHOには自作の作品を売るアーティストがたくさんいます。絵や写真だけじゃありません。手編みの帽子、アクセサリーなど様々。たくさん過ぎると選ぶのが大変ですが、時間をかけて選ぶとそれだけ満足感が高まる気がします♪
日本でも多種多様なアイテムを揃えたセレクト・ショップは人気ですね。ドンキホーテや100円ショップに活気があるのも、雑多だからこその面白さがあるのではないでしょうか。また、世間でブログ人気が高まってきた理由の1つもその多様性にあるような気がします。
「雑多であることの面白さ・・・」、ニューヨークを象徴する言葉ですね。せっかくですので、この点について少し考えてみました。なんとなく対象となるモノの
数とか質に関係あるような気がします。
たまにはマーケティングを専攻している学生らしく書いてみます(笑)。試しに、
選択肢の数とその
質(=クオリティ)の組み合わせの違いにより受けるフィーリングを簡単にマトリックス化してみました。
クオリティには、素材そのものの質感、独自性、デザイン、使いやすさなども含むこととします。
ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)のPPM(=Product Portfolio Management)のモデルを参考に作ってみましたが、企業側ではなく
消費者側(受け手)の視点に立っているのがポイントです。フィーリングを表現した言葉は他の言葉や表現に置き換えて頂いても構いません。
考察としては、まず、選択肢数が多くなればなるほど、
競合が激しくなるためクオリティも自然と高くなる可能性があると予測できます。つまり
、「イライラ・ムカムカ」から
「ワクワク・ドキドキ」へ変わるケースは結構多いんじゃないかなということ。当然その逆も起こりえると考えられますね。
また、
「ワクワク・ドキドキ」になると、
市場の規模が拡大するという仮説も立てられそうです。具体的に例をあげるとこのSOHO地区のストリート・アーティスト達です。競合が激し過ぎて売れないのであれば、彼らは他の場所で売った方が良いと判断するでしょう。でも、みんなここに来ています。おそらく
それだけお客さんが集まってくるのでしょうね。私も思わずかわいい帽子をこの女性のお店(というか路上のテーブル上)で発見して即買いしてしまいました(笑)。もし他の場所だったら通り過ぎてしまったかもしれません。
小売店を経営されている方や、地方自治体で地域振興に携わっている方は、このワクワク・ドキドキ・マトリックスを応用して何か新しいことができるかもしれません。ポイントは競合するほかのお店や自治体との競争に勝ってシェアを大きくするよりも、お互いに協力しあい一緒になって
「ワクワク・ドキドキ」を作り出しちゃう♪ってこと。そうすれば、結果的に市場規模が広がって、もっと大きな成果につながるかもしれないですよん。
どもどもぉ~♪今日は、aalto-ainoさんのブログの『選べるゼイタク』 というお話に影響を受けて書いてみました。ちょっと分かり難い部分も多いと思いますが、後ほど適宜修正するので許してちょ♪あと、このワクワク・ドキドキ・マトリックスにご興味のある方、特に自治体で地域振興に関わっている方は、是非、一度この街を訪れてみてくださ~い。
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