ニューヨークに住む30代独身女性4人を描いたHBOの人気ドラマで
映画化もされ、様々な
社会現象を巻き起こした「セックス・アンド・ザ・シティ」(Sex and the City、略してSATC)。その主人公、キャリーの若い頃を描く、CWの
「ザ・キャリー・ダイアリーズ」(The Carrie Diaries)がいよいよスタート。高校生のキャリーを演じるのは女優アナソフィア・ロブ(AnnaSophia Robb)さん19才。
大ヒットした作品の本編前の時代(80年代)を描くということや、
先月同じCWで
「ゴシップ・ガールが最終回を迎えたということで、放送前から何かと話題の新ドラマ。初回視聴率はまずまずとの
報道。
SATCの魅力と言えば、毎回、お洒落なファッションを交え、コミカルに時には感動的に描いたニューヨーク・ライフ。
なのに、キャリーの高校時代がちゃんとしたドラマになるの? しかも本編にはキャリーの家族は出てこなかったのに???・・・等など、このドラマ、作るのかなり難しそうですが、最初の制作予定が発表された2011年9月からじっくり作りこんできたためなのか、第一話からなかなかのストーリー展開。高校の仲の良い女友達との恋愛ガールズトークや、イケメンボーイとのドキドキする微妙な関係なども楽しめますが、その前提となる設定がよく練られてます。
オープニングは、夏休み中に癌でお母さんが亡くなり、秋の新学期がはじまる朝のキャリーの自宅。生前お母さんからもらった大切なカバンを探す女子高生のキャリーは、カバンを隠したんじゃないかと妹と喧嘩に・・・。そこに優しそうなお父さんが登場。
「何かお母さんのものを身に着けて学校に行きたいの・・・」というキャリーの言葉に、返す言葉を失ったお父さん、キャリーを連れて、それまでお母さんが帰ってくるかもしれないと扉を開けることがなかったお母さん用のウォークイン・クローゼットへ・・・。
なるほど。これなら高校生のキャリーがお洒落なファッションしていても、表面だけじゃない深い意味を与えます。
また、お母さんを亡くした傷心のキャリーのために、この優しいお父さん、週に一回、コネチカット州の自宅から1時間ほどで通えるニューヨークのウォール街にある友人の弁護士事務所での学校の単位ももらえるインターンシップを用意。そこから、80年代のニューヨークのライフスタイルや街角の様子も自然に描かれるという演出。
高校生がウォール街の弁護士事務所でインターンするとか、それだけで面白いドラマになりそうな設定ですよね。しかも、その高校生が後にあのSATCのキャリーになるっていう・・・。うーむ。なんという発想力。
早速、1話目からファッションも話題に「何かお母さんのものを身に着けて学校に行きたいの・・・」とキャリーお母さん用のウォークイン・クローゼットへこの設定がお洒落なファッションに深い意味を与えます80年代の高校生らしい服装のキャリーも学校内でのガールズトーク・シーン第1話後半、重要なシーンにもこのカット〔ご参考〕
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www.cwtv.com/shows/the-carrie-diaries:公式サイト
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