

以前、ニューヨークでスタートした
「女子高生のためのIT起業家養成プログラム」(
Girls Who Code)をご紹介しましたが、さらに対象を絞ったアフリカン・アメリカンの女の子向けの
Black Girls CODEを発見。 2011年4月にサンフランシスコで、Kimberly Bryant さんら3人の女性がはじめた手作りの小さな市民活動ですが、わずか2年弱で急成長し全米に展開中・・・。

たぶん、日本では、子どもたちを対象にした「
次世代向けのIT起業家養成プログラム」ってもの自体珍しいと思いますが、アメリカでは、女子高生向けや、さらにアフリカン・アメリカンの女の子向けってのまであるんですね。
しかも、最初は小さな市民活動だったものが支援や寄付で急成長!!!
この
Black Girls CODE、昨年のバンク・オブ・ウェストの
フィランソロピー賞の副賞5万ドル(1ドル=85円換算で425万円)を含め、わずか2年の間に
各所から寄付や補助金を獲得。1月14日付の
ニュースでは、学校の授業にBlack Girls CODEのIT起業家養成プログラムを導入すべき、という話などテネシー州メンフィスでの活動が取り上げられてます。
あと、ニューヨークには、地元の商工会議所的な民間NPO団体が開催してる「
高校生向けのIT起業家養成プログラム」(
NYC Generation Tech)なんてプログラムもありまして、どうやらアメリカでは、こうした感じの「次世代向けのIT起業家養成プログラム」がここ1~2年の間に続々と登場してるようです。
次世代向けのIT起業家養成プログラム
全米各都市へ急成長中のBlack Girls CODE〔ご参考〕
・
www.blackgirlscode.com:公式サイト
〔関連過去ログ〕
・
高校生のためのIT起業家養成プログラム、NYC Generation Tech[2012-10-28]
・
女子高生のためのIT起業家養成プログラム、Girls Who Code始動へ[2012-06-28]
最近、日本の報道では、新政権の様々な経済政策や将来の日本のための成長戦略案など建設的な内容が数多く報じられ、とても良いことだと思います。でも、そんな中でも、アメリカではどんどん登場しているこういうIT起業家養成プログラムなどを含め、IT関連の成長戦略の話は、なぜかほとんど見かけない気がします。先日の首相官邸フェイスブックの記事でも指摘しましたが、IT関連の専門家さんを政府のアドバイザーに迎えた方が良いような気がします。
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