近年、日本では芦田愛菜ちゃんや鈴木福くんなどの子役が大活躍してますが、アメリカでも、1月10日に発表された第85回米アカデミー賞の主演女優賞に、「ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜」（
Beasts of the Southern Wild ）で主役のハッシュパピー役を演じた9歳の女の子、クヮヴェンジャネ・ウォリス（Quvenzhané Wallis）ちゃんが史上最年少でノミネート!!!
この映画は2012年に公開されましたが、撮影時、クヮヴェンジャネ・ウォリスちゃんはまだ6歳とかで、本格的な演技経験もなし。
・・・というか、この作品を作ったベン・ザイトリン（Benh Zeitlin）監督も撮影時はまだ20代、現在若干30歳（1982年生まれ）でこれが初の長編映画。ギリギリの低予算&素人同然の俳優さんたちと一緒に作ったそうです。でも、この作品で第65回カンヌ国際映画祭でカメラ・ドール（新人監督に与えられる賞）を獲得し、サンダンス映画祭でもドラマ部門審査員大賞を受賞。生まれも育ちもニューヨークという、新しい天才映画監督の登場か?と、主演女優のクヮヴェンジャネ・ウォリスちゃんと共に注目のまとに・・・。どちらも若くて仲も良く、映画の監督と主演女優には見えないのも人気の理由かも。
第85回米アカデミー賞では、クヮヴェンジャネ・ウォリスちゃんの「主演女優賞」（Best Actress）に加えて「作品賞」（Best Picture）、「監督賞」（Best Director）、「脚色賞」（Best Adapted Screenplay）の計4部門でノミネートされてます。すごい。アカデミー賞の受賞式は2月24日（日）。さて、史上最年少となる9歳ののアカデミー賞主演女優賞受賞者は誕生するのでしょうか？
撮影時、主演女優に演技指導する監督VIDEO オプラさん も番組で特集VIDEO クヮヴェンジャネ・ウォリスちゃん紹介ビデオ 〔ご参考〕
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http://en.wikipedia.org/wiki/Quvenzhané_Wallis ：クヮヴェンジャネ・ウォリスちゃんのWiki、ハッシュパピーだけで受賞歴がものすごいことになってます。
アカデミー賞の中でも最も華のある、主演女優賞ノミネートの史上最年少記録ということで、ついクヮヴェンジャネ・ウォリスちゃんに注目してしまいますが、よくよく考えてみると、20代の時に撮影した初の長編映画で、アカデミー賞「作品賞」、「監督賞」などにノミネートされ、クヮヴェンジャネ・ウォリスちゃんの才能を引き出したベン・ザイトリン監督は、実はものすごい天才監督かもしれません。Kenneth Rainin Foundationという芸術支援団体からのサポート を受け、20代で「コート13」（Court 13 ）という映画会社も立ち上げてます。
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