ニューヨークの青空市場にも近づくクリスマス

ホリデーシーズンのニューヨーク、青空市場にもクリスマスが近づいてきました。ユニオン・スクエアの青空市場には、農家の皆さんが出すテントの中にツリーやリース、真っ赤なポインセチアなどのクリスマス飾りが登場中。冬季限定の青空市場名物、ホット・アップル・サイダーにも長い行列ができていたりします。

近年、ニューヨークではこうした農家の皆さんが公園で開催する青空市場（グリーンマーケット）が人気。

四季折々、野菜やフルーツ、パンやチーズ、ワイン等など様々な産地直送品を買い求める方々でにぎわってまして、すっかりニューヨーカーのライフスタイルに定着。

今年8月のNY州のレポートによると、2000～2012年間に米国内ではこのような青空市場（グリーンマーケット）の数は、2,863から7,864へと急増トレンド。地元の農家さんの数が他の州よりも比較的少ないニューヨークにおいても、同期間中に青空市場は235から521へと約2.2倍増だったそうです。そりゃ、あちこちで見かけるようになるわけですね。また、ニューヨークの農家さんから消費者への直販売上額（direct-to-consumer sales）についても、2000～2009年間に57.4％増となり、3億6,200万ドル（1ドル＝80円換算で約290億円）の市場規模なのだとか。しっかり地方の経済活性化につながってるというわけです。
にぎわう青空市場羊毛と羊ソーセージを売るテントワインの無料テイスティングポインセチアクリスマス飾りやツリーもチビッ子もお手伝い冬の定番、ホット・アップル・サイダーホット・アップル・サイダーの行列に並ぶチビッ子たち美味しいです〔ご参考〕
・www.osc.state.ny.us/osdc/farmersmarkets_rpt6-2013.pdf：NY州のレポート

ユニオン・スクエアの青空市場は、毎週月、水、金、土曜日に開催中。この時期は、公園の北側がこの青空市場で、南側がホリデーシーズン限定のホリデーマーケットになってます。

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