前回に続いて、アメリカ大統領選関連の話題を1つ。「30個の理由」(
30 Reasons)っていう、オバマ大統領を支持する方々が作ったユニークなウェブサイトご存知ですか? カレンダー形式になってまして、投票日までの30日間にわたり、毎日1つ、30名のアーティストさんやデザイナーさんが作った「オバマ大統領を選ぶ理由」をテーマにした作品が公開されていく・・・というサイト。前回選挙の2008年にできて、今回が2回目。
実は、オバマさんはこうしたアート作品のモデルやモチーフにされる機会が断トツに多い、ポップカルチャーに影響力のある大統領としても有名。
ローリングストーンズ誌の表紙&インタビューも何度もやってます。
だから、"
Design for Obama"とか”
The Art of Obama”とか、「オバマさんとアートやデザイン」を取り扱うサイトもいっぱい。その中でも、この"
30 Reasons"は良作多め。支持する理由を1日1つ、しかも30人のアーティストさんやデザイナーさんが一人につき1つだけ、と限定されるので自然にクオリティも高くなるのかも。以下の作品とか、オバマさんのスピーチの言葉をもとに「今、そして、これからの時代のイメージ」を見事に具現化してて素晴らしいです。
We did not come to fear the future. We came here to shape it.
(我々は、未来を恐れるためでなく、未来を形作るためにここに来た)〔ご参考〕
・
www.30reasons.org/all:公式サイト
「我々は、未来を恐れるためでなく、未来を形作るためにここに来た」の作品からは、先日ご紹介したブルームバーグNY市長の推進するCities of Serviceにも通じるメッセージを感じます。ゲーム理論を背景に、パイを奪い合うのではなくパイ生地をみんなで一緒に広げてみんながハッピーになるように・・・っていう印象。あのフレーズからこの絵を考えつくなんて天才ですね。
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