ニューヨークで開催中の国連総会で野田総理や玄葉外務大臣が「法の支配で紛争予防」を訴えている頃、タイムズ・スクエアではご覧のようなデモが・・・。何かと思ったら、台湾出身者の方々による独立運動(国連加盟運動)。もう何十年も前から、毎年、国連総会が開催される時期に平和的なデモをしているそうです。
その主張は「台湾は日本が敗戦によって台湾を放棄した時点で国際法上の独立を果たしており(中国が台湾を領有するという国際条約はありません)、現在の中国による実効支配は不当で、不法」というもの。
終戦は1945年だから、軽く半世紀以上このデモを続けていることになるわけですね。台湾人?と聞かれて日本人ですと伝えたら「領土問題は、相当しっかりやらないと本当に大変なことになってしまうので、頑張ってね。」と逆に応援されてしまいました。祖国が実効支配されてるってのに優しいお言葉。カタジケナイ。
台湾独立を訴えるメッセージ毎年やってるのでみんな平和的で慣れてます日本人の皆さん、頑張って!!!
〔追記〕
7月に日本でも以下のような
ニュースになってますが、「尖閣に来る台湾漁船群・巡視艇」も中国のしこみであることがすでに明らかになっています。記事にもあるように「東日本大震災後に寄せられた多額の義援金への謝意」などから接近した日台関係を傷つける目的もあるとの見方も報じられてます。
尖閣問題で中国人がニューヨークの日本領事館前でデモしたニュースがありましたが、あんなのこの何年間であれっきり。その前は聞いたこともないし(逆にチベット独立とか中国民主化のデモならありましたけど)、どうせ中国政府のしこみか何かでしょう(中国国内のデモが政府のしこみで行われてたことは既に米国メディアも含め各所で報じられてる通りです)。一方、こちらの台湾の方々のデモは気が遠くなるほど長い年月にわたり、市民の力で地道に平和的に続けられています。
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