

中国の反日デモや尖閣領土問題にグッドニュース。
Yahoo Newsでも大きく報じられている通り、9月20日、アメリカ上院外交委員会(Senate Foreign Relations Committee)で、この委員会のチェアマン(=議長)であるジム・ウェッブ(Jim Webb)上院議員がこの問題を思いっきり取り上げてくれました。しかもこれがメイン議題(
こちらで全文読めます)。

ウェッブさん曰く、米国は100%完全に日本支持。尖閣は日本領だし、安保対象であることはすでに何度も確認済み。もし中国が侵略してきたら日本を助けに行くに決まってるし、オバマ政権もはっきりそう表明すべしと厳しく指摘(ウェッブさんもオバマさんと同じ民主党の議員さんです)。
また、
尖閣諸島を係争の島々などと言わずに、はっきりSenkaku Islands、 Senkaku Islandsと連呼しまくり。
さらに、この委員会に参加してた米国政府国務省のキャンベル次官補も、「"明らかに"安保の対象で、もし日本が攻撃を受ければ、アメリカが助けに行く」("clearly" covered by a 1960 security treaty obliging the United States to come to Japan's aid if attacked)と断言。この内容は以下のロイターの一報を通じ多くの
米国主要メディアで報じられ、キャンベル次官補のスピーチ内容は
米国国務省の正式サイトで全文読めます。
ほっ、なんとなくこれで一安心。当然の展開。先日、「
中国で激化してる反日デモについて米国メディアの報道は?」とお伝えした流れの通りですよね。でも、イマイチ気になるのが日本のメディアの報道ぶり・・・。
だって、記事タイトルに「米国議会は日本より切迫感 」とか書いてますけど(笑)、それってよくよく考えてみると、実際に被害にあってる
日本より米国議会に切迫感があるのはメディアの報道内容が日米でそれだけ違うから、つまり、日本のメディアが事実を十分にちゃんと報じてなかったって理由以外に何か理由あるのでしょうか? 不思議。
今回初めて知りましたが、このジム・ウェッブ(Jim Webb)上院議員さんはアメリカ海軍出身で、防衛・外交問題に極めて詳しいプロ中のプロだそうです。まぁ、だから、上院外交委員会のチェアマンやってるのですね。しかも、極東アジアの領土問題についても長年取り組んできたエキスパートとのこと・・・。そんな方が日本支持を断言とは心強い。日本の外務省関係の方々や政治家さんたちはお礼しに行かないとね。さらに詳しくは、ウェッブさんの公式サイト(www.webb.senate.gov)をご覧ください。
追記: shin-yamakamiさん貴重なコメントありがとうございます。そちらのブログも拝読させて頂きました。この記事は、日米間で差が出てる実際の報道ぶりや、その報道のもとになる一次情報の出典元をご紹介させて頂いたものです。社会主義的変革の道を探られていらっしゃるshinさんとは、米国メディアの報道内容について受け取る印象が大分違うようですが、世の中には多種多様の人がいていろんな考え方や価値観があった方がより良いと思いますので、また何かお気づきのことがあればお気軽にコメントくださいね。
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