世界の最新トレンド発信地ニューヨークのSOHOで、本日、アップル・ストア(Apple Store)がリニューアル・オープン!!! もともと旧郵便局の建物が店舗でしたが、
改装工事により、店内デザインは維持しつつ、隣接する未使用だった旧郵便局スペース(5,000平方フィート)を新たに加えて店内が若干広くなりました。
現在、マンハッタンには、
5番街店、
西14丁目店、
アッパーウェストサイド67丁目店、
グランドセントラル駅構内店、そしてこのSOHO店の5つのアップル・ストアが存在しますが、ここSOHO店がニューヨーク初のアップル・ストアです。
そのため、他店でもお馴染みの自由に使えるアップル製品(インターネット接続も無用で可)や、専門家が相談に応じてくれるジーニアス・バーのほかに、このSOHO店ならではのスクリーンや座席付の講義用スペースがあったりします。ここで画像加工や映像編集などの講義のほか、著名人の講演や人気歌手のライブまで開催。しかも、ぜんぶ無料!!!
何でもインターネットで買える時代に、こうした大型店舗を出店し、しかも、いろいろ役立つサービスを無料で提供しちゃって、アップル・ストアって儲かってるの?・・・と不思議に思うところですが、それが、アップル・ストアって尋常じゃないくらい儲かってるんですよー。
昨年、「
アメリカで急成長中の小売店、アップル・ストアから未来を描こう!!!」と題して、計画段階では成功するはずないと考えられてたことなども含め、かなり詳しくその実情をお伝えしましたが、最近発表された「
全米小売店の売上げ成長率ランキング」でも、アップルはトップ3入り!!!
ちなみに1位のアマゾンには実際の店舗はありません。2位のベライゾンは携帯電話会社で携帯需要の高まりによりランクイン。小売店としてのベライゾンがどうこういう話じゃありません。その証拠に4位も携帯電話会社(AT&T)。
つまり、いわゆる小売店としては、今、アメリカで最も成長していて、勢いがあるのがアップル・ストアってわけです。この状況は、iPhoneやiPadを発売してからずっと続いてるってのがまたすごいところ・・・。そういえば、電子タブレットのiPadは、スティーブ・ジョブズさんが製品発表した時に「iPod Touchが大きくなっただけじゃん」なんて酷評もあったのに今じゃすっかり家庭の定番アイテムって感じですね。他社の類似商品もどんどん出てきてますし、いつの間にかアメリカでは、iPadは
すごい「学習ツール」として注目され、
新聞業界を救う神様のような存在にもなっちゃってます。
とにかく、アップル・ストアにはそういう今の時代を変えてしまうような製品がいろいろありますので、マック・ユーザーやアップルのファンの方々はもちろん、そうじゃない方々も必見のお店の1つです。
オリジナル・デザインを活かしつつ拡張
アップル・ストアならではの内装
無料で自由に使えるアップル製品いっぱい
拡張したジーニアス・バー
キッズコーナーも拡張
講義スペースもリニューアル
月曜日、NYを代表する映画監督の一人、
スパイク・リー監督の講演があるそうです
祝リニューアル・オープン!!!〔ご参考〕
・
http://www.apple.com/retail/soho/:SOHO店公式
Add: 103 Prince Street New York, NY 10012
Tel: (212) 226-3126
Store hours: Mon - Sat 9:00 a.m. - 9:00 p.m./ Sun:9:00 a.m. - 7:00 p.m.
【ご参考過去ログ】
・
アメリカで急成長中の小売店、アップル・ストアから未来を描こう!!![2011-06-06]
・
アップルが米国小売業界の売上成長の1/5を占める勢い?![2011-07-15]
・
いつの間にかアメリカではiPadがすごい「学習ツール」として大人気[2011-02-01]
・
アップルが新聞業界を救う? ニューヨーク・タイムズ紙の発行部数が前年同期比で73%もアップ!!![2012-05-03]
場所はSOHO、Prince St.沿いMercer St.とGreene St.の間です。今日リニューアル・オープンしたばかりなので、Googleとかで検索するとまだ改装中の仮店舗の場所をMapで表示するのでご注意ください。
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