

ニューヨークの新名所、空中公園ハイライン。廃墟になってた古い列車の高架を公園に変えるこのプロジェクトに、今年、突拍子もないパブリック・アートの
提案が・・・。上図の通り、空中公園の上に列車をつるすっていうアート(笑)。あくまで提案段階ですが、提案したのはアメリカを代表する芸術家の一人で、ニューヨーク在住のジェフ・クーンズ(Jeff Koons)さん。

クーンズさんは、犬のかたちの風船や、うさぎのおもちゃを巨大化したステンレス製の『バルーン・ドッグ(Balloon Dog)』や『スタチュアリー(Statuary)』などなど、豊かな発想力で明るく楽しい作品をいっぱい作ってる方・・・。
ニューヨークの街角に展示されてる作品や、サンクスギビングデーのパレードにバルーンで参加したこともありまして、ニューヨークではお馴染みのアーティストさんの一人です。
そんなクーンズさんが、このたび、ニューヨークの公立小学校で美術の先生をすることに?! これは、
STUDIO IN A SCHOOLという公立小学校のアート教育を支援するNPO団体が開催する"
Visual Art Appreciation Week"の一環で実現することになった
特別授業なんですって・・・。すごーい。うらやましー。

なんか、アメリカの学校教育って、先生だけじゃなくて実社会でバリバリに活躍してる方がきてこういう特別授業することがやたらに多い気がします。
大学の先生とかだと実際に専門分野のプロだったり、中には自分で会社やってる人もいたりしますが、公立小学校にまでクーンズさんのような超一流な方が出向いて授業してるなんてビックリ。
しかも、そのアレンジを担当してるのがNPO団体っていうのもまたいかにもアメリカらしいですし、こういう感じのこと、日本でももっとできたらいいんじゃないかなと思います。以下、クーンズさんの作品例をご参考まで。
サンクスギビングデー・パレードにも参加(2007)
メトロポリタン美術館屋上スペースでの個展(2008)
7 World Trade Center前広場に常設されてるBALLOON FLOWER〔ご参考〕
・
Jeff Koons Will Teach Public School Next Week[6/01/2012]:GalleristNY
・
Cool Substitute Art Teacher: Mr. Koons[6/01/2012]:NY Times
【追記】
日本にも、
NHK の「課外授業ようこそ先輩」という素晴らしい番組がありましたね!!! そうそう、そんな感じで社会人の方が母校の小学校へ行って授業するとかもっと普通にあっても良い気がします。mizobeさん貴重な情報をどうもありがとうございます♪
アーティストに限らず、実社会で活躍してる方が学校で特別授業するのって子ども達にもいい刺激になるような気がします。
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。
「人気blogランキング」