ニューヨーク近代美術館（MoMA）で、昨年7～11月に開催されたユニークな特別展、
「Talk to Me」展に、日本から出展されてた「もじバケる」（上写真）が、このたびMoMAの永久収蔵品（いわゆるMoMAコレクション）に認定されたそうです!!! おめでとうございます。 「もじバケル」とは、バンダイが2010年5月から日本で発売してる新しい玩具菓子（粒ガム）。
お菓子のオマケがなんで世界的に有名なMoMAで展示されたのかというと、「Talk to Me」展のテーマが今までにない「テクノロジーとデザインは人間に何を語りかけるのか？」だったから。
「漢字」がトランスフォームして動物になるって発想は、まさにテクノロジーとデザインの融合アート作品ですものね。
また近年、「漢字」は、見た目がかっこいいということで、一部のアメリカ人の方々に大人気。ニューヨークでは、アートというか、ファッションとして、漢字のタトゥーもわりと頻繁に見かけますから、「もじバケル」をアメリカで発売してみたら案外売れるかも??? 自動車とかがロボットに変形するトランスフォーマーも大ヒット映画にもなってますし。しかも、日本で売ってるお値段はアート作品にしては激安の105円。
あと、「もじバケる」のMoMAコレクション認定記念イベントとして、2012年6月21日～7月11日まで、日本の
表参道にあるMoMA DESIGN STOREで「もじバケる」展が開催されるそうなので、ご興味のある方はぜひどうぞ。詳しくは
バンダイのプレスリリースへ。
もじバケル
表参道にあるMoMA DESIGN STORE
〔ご参考〕
・
http://www.bandai.co.jp/candy/mojibakeru/：もじバケル公式サイト
・
http://www.moma.org/interactives/exhibitions/2011/talktome/objects/146250/：Talk to Me展の紹介ページ
・
テクノロジーとデザインは人間に何を語りかけるのか？MoMAのTalk to Me展：過去ログ
これで105円ってバンダイさんすごいなー。愛が変形してハートになるとか、平和が変形して鳩になるなんてのもできそうですし、今後、いろいろバリエーションでてきそうな気がします。あと、海外で売るにはあまり複雑したり、こまかい部分にこだわらず、シンプルな方がいいかも。
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