自転車をみんなで共有しちゃおうというニューヨーク市の新しいプログラム、バイク・シェア(Bike share)。昨年、秋に概要が発表されてからスポンサー探しが続いてたようですが、ついにそのスポンサーがシティ・バンクに決定!!! 早くも6月からニューヨーク市内各所に、順次、自転車ステーションが登場するそうです。
「シティ・バンク」がスポンサーになったことから、「
シティ・バイク」と名づけられるこの自転車は、年会費95ドル(または1週間25ドル、24時間9ドル95セント)支払えば、30分までなら無料で乗り放題!!!
30分を超えると1時間まで4ドル、1時間~90分で13ドル、90分~120分で25ドル、以降30分ごとに13ドルの追加料金がかかるそうですが、最初に自転車を借りたステーションじゃなくても時間内に返せばOKとのこと。
何がすごいって、このプログラム、市の予算負担はゼロなんですって。税金を使わずに、企業スポンサーからの資金援助により、街の生活の質をアップしようってわけです。さらにスポンサー企業はただお金を出すだけじゃなくて、このプログラムで儲けてもいいっていう仕組みになってるのだとか・・・。すごいなー。
計画中の自転車ステーション地図料金表
〔ご参考〕
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http://citibikenyc.com/
・
http://a841-tfpweb.nyc.gov/bikeshare/
こうした公共のためのプログラム、日本では、当たり前のように、地方自治体や国が税金で負担するものと考えがちですが(そうやって役人の天下り先を増やしますが)、ニューヨークではそういう発想じゃありません。この方式が実現可能なら、地方自治体や国のサービスは低下させずにどんどん役所の予算を削ることも可能になります。
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