

日米の文化差を示す興味深い例を1つ。オバマ大統領が、日本語版も出てるほど有名な音楽雑誌、
『ローリング・ストーン』(Rolling Stone)誌の表紙に・・・。徐々に注目の高まっている大統領選ほか政治の話題から、音楽やサブカルチャーなどソフトな話題まで、幅広い話題をカバーしたロング・インタビューも掲載。

通常、音楽界の大スターしか登場しないこの雑誌の顔、表紙にオバマさん?! でも、実はこれが初めてじゃないのです。前回の大統領選があった2008年以降、オバマさんはローリング・ストーン誌の表紙を何回も飾ってまして、今では「恒例の・・・」と言っても良いほどのノリ。
新聞、テレビ等の大手メディアもこの特集を楽しみにしてるようで、Googleで調べると関連ニュースが2700本近くもありました。
日本で例えると・・・って、まず例えられるような影響力の大きな音楽雑誌がありませんし、また、その他の普段は政治にまったく関係ないポップ・カルチャーに影響力ある日本の雑誌の表紙に、総理大臣がこんな感じで登場してロング・インタビューが掲載されるのも、ちょっと想像できません。
政治や政治家(あるいは国民のリーダー)に対する人々の興味や関心が、日本とアメリカでは違いがあるからなのでしょうけれど、でも、よーく考えてみると、
それだけアメリカの政治家は国民の興味や関心を政治に向けさせるコミュニケーションがお上手ってことなのかも・・・。
日本の政治家さんや、関係者の方々は、勉強のためにこの特集を読んでおいた方が良いんじゃないかなと思います。
日本語版は長渕 剛さん〔ご参考〕
・
www.rollingstone.com:英語版公式サイト
・
www.rollingstonejapan.com日本語版公式サイト
・
オバマ大統領、ローリングストーン誌の表紙に:AOL Musicの日本語の記事
日本語版の方はオバマさんの特集じゃないようですけど、でも、たぶん、あの震災からの復興支援についていろいろとお話されてるでしょうから、長渕 剛さんの「独占! 巻頭1万字インタヴュー」を掲載してる日本語版の方も、政治家の方々は必読かも。
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。
「人気blogランキング」