2日、ニューヨークのオークション・ハウス、サザビーズ(Sotheby's)で、ノルウェーの画家エドヴァルド・ムンク(Edvard Munc:1863~1944)さんの代表作「叫び」(Scream)が1億2,000万ドルで落札。オークションで売られた美術品の史上最高額ってことでアメリカ国内では臨時速報が流されるほど。なお、これまでのトップは1億650万ドルだったピカソ(Picasso)の “Nude, Green Leaves and Bust”。
ムンクの「叫び」は、そのインパクトの強さから、現代ポップカルチャーにも影響を与え、様々なパロディ作品やグッズも多い極めてユニークなファイン・アート作品。日本でもお馴染みですよね。
ムンクの「叫び」のお陰で、サザビーズの春オークションは今回、3億3,000万ドルほどの売上げとなり、これも過去最高記録との
報道も・・・。なお、昨年のニューヨークの春オークションでは、
巨大テディベアとアンディ・ウォーホール作品の現代アート作品に印象派なども含め5億5,700万ドルで
以前お伝えした通り、クリスティーズが過去最高記録をたたき出してます(
今年は1億1,700万ドル)。
先日、ご紹介したニューヨーク・マガジンの特集、
『どうやったらアートの世界で成功するか』(How to Make It in the Art World)でも触れられていたように、どうやら近年のアート市場は本当に活況のようです。
これ、ムンクじゃなくてムックじゃん!
あと、サザビーズの事前の予想では8,000万ドルだった・・・っていう報道が多い中、NYタイムズ紙でアート関連の記事を書いてるCarol Vogelさんが書いたオークション前の記事で、予想落札金額を1億5000万ドル~2億ドルとしてたのにはビックリ。実はもっと高値になる可能性があったってこと???根拠書いてないけどインサイダー情報ですかね。
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