3月22日に発売開始したばかりの「アングリー・バード」(Angry Birds)の第四作目、
Angry Birds Spaceがたった3日で1000万ダウンロード突破!!! ・・・と報じた開発元Rovio社の
ツイートが大ニュースに!!! 昨年3月発売の前作は
10日で1000万ダウンロードされたので3倍以上もの大幅なペースアップ。もはや一過性のブームを超えた社会現象になってきました。
「アングリー・バード」とは、2009年12月にフィンランドのRovio社が発売したiPhone向けの有料モバイル・ゲーム・アプリ。値段はたったの99セント。
日本ではさほど注目されてないようですけど、世界中で爆発的ヒットになり、キャラクター・グッズ販売も好調。ニューヨークでも関連グッズをあちこちで見かけまして、昨年12月にはアングリー・バード・デーというイベントも・・・。その他、アニメ映画制作や欧州での
テーマパーク建設も報じられる人気ぶり。
そんな注目の高さもあってか、新作のSpaceでは、あのアメリカ航空宇宙局、
NASAがゲーム開発に協力。よりリアルな無重力空間を表現してるほか、宇宙を学べるNASAのスペースコロニーがゲーム画面中に登場する仕様に。なんかもうゲームの枠組みを超えて学習ツールにもなってきた感じ。
また、Rovio社は上場企業ではないので詳しい財務情報は公開されてませんが、同社のチーフ・マーケティング・オフィサーのPeter Vesterbacka氏によると、すでに数億を超えるアングリー・バードの
累計ダウンロード数が年内に20億に達するという強気の予測も・・・。
さらにその他、Google Chromeとのコラボによるパソコンで遊べる
Angry Birds Chrome(広告表示付の無料ゲーム)などの展開や、上述の通り、関連のキャラクター・グッズ販売なども好調ということで、Rovio社の収益力はとてつもない状態になってると思います。あと、特別大きな投資も必要としなさそうなので、本当かどうか分かりませんけど、今年、2012年中には
上場するという噂も・・・。
すごいなー。最初の「アングリー・バード」から3年弱で信じられない成長ぶり。しかも、どこかのゲーム大国にあるゲーム開発に強い有名企業とかじゃなくて、北欧フィンランドにあるもともと小さなゲーム・メーカーっていうんだから夢のような話ですよね。
NASAと開発した無重力の表現
昨年12月に開催されたアングリー・バード・デーの様子いろんなキャラクターグッズあります
場所はコロンバスサークル楽しそう〔ご参考〕
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http://shop.angrybirds.com/us/:米国向け公式サイト
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Angry Birds Space:itunes Store
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Angry Birds Chrome:Google ChromeとのコラボのPC版
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https://twitter.com/#!/angrybirds_jp:アングリーバードの日本公式Twitter
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The Right Stuff: Angry Birds Space Tops 10M Downloads in Three Days:Timeの記事
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`Angry Birds Space' May Lift Downloads to 2 Billion:ブルームバーグの記事
まだ日本では、アングリーバードって何?っていう方も多いと思いますが、アメリカでは結構大きなニュースになってます。特にアップル・ストアが5店舗もあるニューヨーク(マンハッタン)では注目度高め。小難しい説明書なんてなくてもすぐに遊べるシンプルさと中毒性のあるゲーム性、そして、単純で印象的なキャラクターなどがヒットの理由でしょう。・・・ってことは、日本の中小のゲーム・メーカーさんや、個人のクリエイターさんにも大チャンス!!! とにかく、ここ数年、モバイル向けアプリ市場は世界規模で爆発的に大きくなってきてますし、ゲーム以外でもヒットするアプリがいろいろ作れそうな気がします。関係者の方々は、日本国内だけでなく世界のトレンドや世界の人々の感性に目を向けてみると、何かとてつもないアイデアを思いつくかもしれません。
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