

ニューヨークのアッパー・イースト、75丁目とマディソン街の角にあるホイットニー美術館(Whitney Museum of American Art)は、1931年に設立され、アメリカの近代・現代美術作品を数多く展示する老舗の美術館として有名。そんなホイットニー美術館で、3/1から2年に1回開かれる特別美術展覧会『ビエンナーレ』(
Whitney Biennial 2012)がスタート。5/27まで開催中です。

毎年開催の特別展と2年に1度のビエンナーレをあわせて、
第76回目を迎えた歴史ある特別展なのですが、今回、ホイットニー美術館では史上初となるダンスや音楽や演劇など、いわゆるパフォーミング・アーツとのコラボレーションを実施するんですって。
アートとダンス、音楽、演劇の融合というわけですね!!!
しかも、この美術館4階の6,000スクエアフィート程の広大なスペースを使って、今までにない本格的なものになるとのこと。すでに
Sarah Michelsonさんや
Michel clarkさんなどのモダン・ダンス界の巨匠とか、ブロードウェイ・ミュージカルに出演しているソプラノ歌手の
Alicia Hall Moranさんほか、数多くのパフォーミング・アーティストの方々によるショーやワークショップなどの詳しいスケジュールも公開されてますので、ご興味のある方は公式サイトをご欄ください。

〔ご参考〕
・
WHITNEY BIENNIAL 2012:公式サイト
・
Serious Choreography For Whitney Biennial:2/24付New York Times記事
先日、ニューヨーク近代美術館(MoMA)が、4/10~17までの8日間、電子音楽バンドのクラフトワーク(Kraftwerk)のライブを開催するというニュースをお伝えしたばかりですが、どうやら最近、ニューヨークの美術館ではこれまでのアートの範囲を超えて、音楽やダンスや演劇とのコラボレーションがトレンドになってるみたいです。今までになかった美術館でのイベントが増えていくかも? 興味深い現象です。
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