

これもニューヨークの文化の1つかなと思いますが、ニューヨークでは一般的に読書に対する意識や関心が高いです。これまでお伝えした
子どもの本の大読書会、
子どもに読み聞かせしようキャンペーン、
街角の公衆電話を図書館に・・・などなど、子ども達にもっと本に親しんでもらおうっていう話題もいっぱい。そんなニューヨークでは公立小学校の図書館にも工夫がこらされてたりします。写真は、ブロンクスにある小学校(PS195–197)の図書館の様子。

コレは、地元ニューヨークのプロのデザイン事務所(alfalfa studio)の
企画によるもの。ご覧の通り、創造力を刺激するカラフルで楽しそうな壁画で図書館を埋め尽くしてます。
読書の大切さを理屈で説得するよりも、図書館を子ども達が思わず通いたくなる楽しい雰囲気の場所にしてしまおうという発想なのでしょうね。
また、このプロジェクトを担当したデザイン事務所のalfalfa studioは、他にも行政サービスの相談窓口の電話番号311番のロゴとか、ニューヨーク産の映画やテレビ番組を増やすキャンペーン(お陰で、
直接的な経済効果50億ドル規模に)で使用されてるMade in NYのロゴなどニューヨークで見かけるお馴染みのデザインを担当。人間とデザインの関係を考えるうえでも、興味深い事例がいろいろあります。
公立小学校の図書館を思わず通いたくなる雰囲気に
とてもカラフル
創造力を刺激します
行政サービスの相談窓口の電話番号311番のロゴ
ニューヨーク産の映画やテレビ番組を増やすキャンペーンMade in NYのロゴ
〔ご参考〕
・
http://alfalfastudio.com/:デザイン事務所の公式サイト
古くはI Love NYのロゴマークなどから、ニューヨークでは、人々の生活の質を向上させるデザインの優れた活用事例が非常に豊富な気がします。上述のMade in NYやDIAL311のように普通に街角で見かけるものから、小学校の図書館などまで幅広い事例があって興味深いです。
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