

ニューヨークで予定されてる震災一周忌イベント情報に続き、日本からの情報を1つ。皆さんは「スコップ団」ってご存知ですか?被災地の津波の被害によりガレキで覆われた民家の片付けやお掃除をする民間団体。団長の平了さんを中心にたった3名の有志メンバーではじまって、いまや2000名を超える団員がいるそうです。

国や市からの補助金などはなく、Tシャツやポストカードなどのグッズ販売や寄付金で活動資金を調達。その活動は、誰でも参加しやすい週末に行い、この1年ほどの間、休むことなく続けてきたとのこと。
彼らのブログを見ると、
2012年になってもガレキ処理が終わってない民家がまだ残っていることなど、あまりメディアで報じられない現地の様子も・・・。
また、この活動を通して描かれる人々との交流など、心あたたまる場面もいっぱい。特に、地元の
白河中学校の全校生徒が一緒に参加するなど、次世代にこうした精神が引き継がれているのは、本当に素晴らしいことと思います。

さて、そんな「スコップ団」は3月10日(土)の鎮魂花火の打上げを最後に一時活動を休止するそうで、ただいま、スポンサーを募集中。
この花火は、「東日本大震災で犠牲になった天国の友だちや家族のために上げる」もので、誤解がないよう真意を伝えるために、
記者会見も開いてまして、スコップ団の団員でもある糸井重里さんの「ほぼ日」には、団長の
平了さんと糸井さんの対談記事も掲載されてます。花火をあげることになった背景など詳しい情報はリンク先をご覧ください。
活動風景はスコップ団のブログへ
スコップ団「アンカー」2012/2/22
OH!バンデス スコップ団
スコップ団2011.11.13 指輪見つけた
ガレキに立ち向かうスコップ団
地元の中学生からお礼を言われて照れる団長
地元に張り出されてる団員募集ポスターの1つ
困ってたら、助けに行く。
泣いてたら、側にいる。
人助けに理由はいらねぇ。 〔ご参考〕
・
http://blog.goo.ne.jp/cheapdust:スコップ団ブログ
今、ニューヨークには、より良い社会にしようという無数のNPO団体や個人レベルの活動が行われてますが、その多くは、実は10年前のあの911以降にはじまったものだったりします。911をきっかけに、一人一人が抱きはじめたみんなのために何かしようという思いが、今のニューヨークの活気を生み出してきました。日本でも、この「スコップ団」のような民間団体が、今後、ますます増えると良いですね。情報を寄せて下さったみなさん、どうもありがとうございます。
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