『
TOGETHER FOR 3.11 』や『
ジャパン・ウィーク 』などの震災一周忌イベント情報に続きまして、震災関連で改めて気になる話題と言えば、まさかの時の危機対応・・・。911の頃から、優れたリーダーシップと最先端の危機対応・危機管理に定評のあるニューヨーク市では、
市の公式サイト 内で『子ども向けの危機対応アニメ』なんてものまで公開してるんです。題して、"Ready, Set, Prepare"。
しかも、このアニメを制作したのは、子どもたちに様々な創作活動の経験を提供するNPO団体のSmall Factory Productionsに通う小学校5~6年生の子達。作画、声優、テーマ曲もチビッ子たちによるもので、とてもカワイイ!!!
子どものことは子どもに聞くのが一番ってことなのでしょうけど、危機対応の市の公式ビデオを子どもに作らせるなんて、衝撃的な発想ですよね。
アニメの内容は、ハリケーンが来た時の危機対応をまとめたもの。昨年8月29日ごろ、珍しく
ハリケーンがNYに上陸する と大騒ぎになった経験から制作することになった4分半ほどのもので、9月に早くも公開済み。もちろん、大人向けの危機対応マニュアルなどは一通り作り終わったうえで、このアニメも・・・という段取りだったみたいですけど、やっぱり対応早いです。
まぁ、こんな子ども向けアニメを作っちゃうほど行政の基本的な対応能力が高いって感じなのでしょう。以下、そのアニメのビデオをご参考まで。
VIDEO
このビデオを小学校などでも子ども達に見せてるそうです
〔ご参考〕
・
http://www.nyc.gov/html/oem/html/news/videos.shtml :NY市のEmergency Management公式サイト
・
http://mysmallfactory.com :NPO団体、Small Factory Productions公式サイト
近々また大きな地震がくるかもしれない・・・ということで、日本でもまさかの時の危機対応・危機管理の体制は、311以前よりもずっと進んでいると思いますけど、念のためご参考まで。子どもに対する広報ツールをご検討中の自治体の方々とかは、子ども達に作らせてみるのもいいかもしれません。
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