

福島原発事故後の原子力について、アメリカの公共テレビ局PBSの「フロントライン」が特番を放送!!! 著名ジャーナリストのMiles O'Brien氏による取材で、原発事故の原因やその後の日本、自然エネルギーへ動くドイツ、アメリカの課題などをまとめた骨太な1時間番組。タイトルは”
Nuclear Aftershocks"(米国内では公式サイト上で無料で視聴可能)。

内容は、さすがPBSという感じで中立的。特に、原発や再生可能エネルギーについてはメリット・デメリット、賛否両論を織り交ぜ、バランスある解説で、視聴者にじっくり考えさせる展開になってます。
でも、日本の原発事故原因についてはバッサリ。
「安全神話による幻惑」、「過信による失敗」などの言葉が専門家インタビューの形で紹介されてるほか、事故後、日本政府や東電が繰り返した「想定外」も、実はぜんぜん「想定外」じゃなかったことを詳しく明らかに・・・。
まぁ、たぶん、アメリカ国内の原発が本当に大丈夫か、日本の事故の問題点を厳しく指摘して、米国内の原発関係者だけでなく国民の注意も喚起しようという狙いもあるのでしょう。
実際、アメリカの原発の安全性についても、指定されている緊急避難道路が渋滞しやすいとか、火災対策が徹底されてないとか、安全を指導する組織のチェックが甘いとか、そもそも施設が古いなどの課題をバシバシ指摘。やっぱりアメリカのメディアは、こういう感じの報道番組が得意ですね。いろいろ考えさせられます。
事故後の原発の様子を伝える青山 繁晴さん
20年前から津波の危険性を指摘していた東北大学教授の箕浦幸治さん
〔ご参考〕
・
http://www.pbs.org/wgbh/pages/frontline/nuclear-aftershocks/?autoplay:PBS公式(ここで見れます)
福島原発事故後の原子力については世界中で様々な動きが出ています。この番組が放送される前日のニュースで、今後5年間にわたり、ニューヨーク州が毎年3千万ドル(1ドル80円換算で24億円)、太陽光発電のためのプログラムに資金を出すという発表もありました。
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