来週木曜日朝10時、アップル社が「教育関係の計画」について、ニューヨークのグッゲンハイム美術館でメディアを対象にした発表イベントを開催へ・・・。具体的な内容はまだ秘密のままですが、こうしたイベントはスティーブ・ジョブズさんが亡くなってから初のこと。でも、会場がこれまでの西海岸じゃなくて東海岸ニューヨーク、グッゲンハイム美術館??? なんで???
アップルの教育関連と言えば、すでにいっぱい教育関連アプリがあります。以前お伝えしたように、アメリカというか、特にニューヨークでは市の協力もあり学校で
iPadが「学習ツール」として大人気だったりするのです。
あと、ジョブズさんの死後に発売された伝記にも、ジョブズさんが自ら語った教育に対する考えが詳しく書かれてまして、今回の発表イベントはこれに関連するものじゃないの?との予想も。その内容はどのようなものかというと、以下の通り。
In fact Jobs had his sights set on textbooks as the next business he wanted to transform. He believed it was an $8 billion a year industry ripe for digital destruction. He was also struck by the fact that many schools, for security reasons, don’t have lockers, so kids have to lug a heavy backpack around. “The iPad would solve that,” he said. His idea was to hire great textbook writers to create digital versions, and make them a feature of the iPad. In addition, he held meetings with the major publishers, such as Pearson Education, about partnering with Apple. “The process by which states certify textbooks is corrupt,” he said. “But if we can make the textbooks free, and they come with the iPad, then they don’t have to be certified. The crappy economy at the state level will last for a decade, and we can give them an opportunity to circumvent that whole process and save money.”
ジョブズさんがご存命の頃から大手の教科書出版社とミーティングもしていて、教科書をデジタル化してiPadでタダで見れるようにしたい・・・みたいなことまで語ってるんですね。いろんな意味で注目のイベントになりそうです。
会場はグッゲンハイム美術館(Guggenheim Museum)
〔ご参考〕
・
Apple Plans Education Announcement in New York on Jan. 19: Bloomberg
・
Apple To Make Education Announcement In NYC Jan 19:WSJ
これまでにもグッゲンハイム美術館は、Youtubeとコラボして映像アート作品コンテストを開催したり、BMWとコラボして未来の都市のあり方を考える、無料で誰でも参加できる公共のラボ(=研究所)をオープンするなど、企業とのコラボ企画をいろいろやってますので、ひょっとするとアップルとグッゲンハイム美術館の何らかのコラボ企画も発表されるかもしれません。
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