何かと観光スポットや見所の多いニューヨークですが、「マンハッタンの地図を紹介してない!」って気づいて、以下のものを作ってみました。
上から大きく分けて、ハーレム、アッパー・サイド、ミッド・タウン、ダウン・タウンの順です。また、かなり大雑把ではありますが、主なエリア(ダウンタウンはさらに細分化したもの)の名称を書き込んでありますので、ご参考にどうぞ。
(1)ハーレム(Harlem)
かつては治安の悪い危ないエリアの代名詞的存在だったのですが、近年、すっかり様変わりしました。アポロシアターや本場のゴスペルが聴ける教会などあるほか、安全に楽しめる観光スポットが続々と増えています。
(2)アッパー・イースト(Upper East)
昔からある高級住宅街ですが、世界的に有名な美術館などが密集しており、観光先としてもオススメです。メトロポリタン、グッゲンハイムなどのミュージアムはほとんどこちらにあります。
ドラマ「ゴシップガール」のロケ地としても有名。
(3)アッパー・ウェスト(Upper West)
近年開発の進む住宅街です。もともと庶民的なエリアでしたが、高級化しつつあります。ブロードウェイがずっと南北にはしっているので、北からブロードウェイ沿いに観光してみるというのも楽しいかも。映画、You've got a mailのロケ地としても有名です。
(4)ミッドタウン(Midtown)
基本的には、高層ビルの多いオフィス街です。ロックフェラーセンター、エンパイアーステイトビルなど観光スポットにもなっている世界的に有名なビルがあります。また、5番街、タイムズスクエア、ブロードウェイ・ミュージカルの劇場街など、ガイドブックでお馴染みの観光名所もここ。ニューヨークを代表するメジャーなホテルもたいていこのエリアにあります。そのためニューヨークに住む人たちは、「観光旅行で来た」という人に会うとミッドタウンのホテルに泊まっているのかなと思うことが多いくらいです。
(5)ダウンタウン(Downtown)
移民が最初に入ってきたエリアということで、マンハッタン内ではもっとも古い歴史を持っています。都市計画がつくられる前からあるため、個性豊かな小さな街がいくつも隣接している感じになっていて、ダウンタウンを直訳した「下町」という言葉がピッタリかもしれません。この地図には書いてませんが、もっともっと細かく分けることができます。でも、分けすぎると訳が分からなくなるのでこのくらいがいいかも(笑)。総じて、歴史ある建物が多く、高層ビルが少ないため、ミッドタウンなどとは雰囲気がずいぶん異なるのが特徴です。ニューヨーク観光の際には、ダウンタウンを中心に見ていく方が、ニューヨークらしさをより感じるのではないかと思います。
ちなみにマンハッタンは、だいたい東京の山手線の内側にすっぽり入る大きさです。ニューヨークの観光ガイドブックなどを見ていると、一冊丸々ニューヨークの観光情報でいっぱいなので大きなエリアかと思いがちなのですが、意外に小さいんですよ。マンハッタンって実は一つの島になっていて、上から下まで歩いても十分に縦断可能というのは知られていないかも?
(追記)
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ニューヨークの地図を特集するコーナーもつくりました。こちらもご活用くださいませ。
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