上の写真は、今年9月中旬からニューヨークのウォール街ではじまった「ウォール街を占拠せよ!」(Occupy Wall Street )デモの中心となったズコッティ公園(旧リバティ・プラザ)の現在の様子。フェンスで囲まれた公園内にはほとんど人は見当たりません。週末になると、若い女性や子どもたちも気軽に参加してた
10月頃の活気はもう感じられません。
特に大きな事件や揉め事があったわけじゃありませんが、寒くなってテントをはる人が増えて、外からテント内が見えないと火事や犯罪などあったら良くないから・・・、という理由で撤去されたままの状態に。
結局、大したトラブルもなく、
1%側の方も含めて共感する声も多かったことから、このデモに対する世間の印象は「平和的な市民活動」という好意的なイメージで定着した感じ。
そんな背景もあってか、「ウォール街を占拠せよ!」デモで使用された様々なグッズ(プラカード、ポスター、バッジ、ウェブサイト、ツイート、ビデオなど等)を歴史的な価値のあるものとして、世界的に有名なスミソニアン博物館や、地元ニューヨークの歴史博物館など複数の大手の博物館が収集しはじめたという
ニュースも、最近、報じられています。ニューヨーク市立博物館(The Museum of the City of New York)では、来月「ウォール街を占拠せよ!」の展示会を開催する計画もあるのだとか・・・。
まぁ、それだけこの
デモの様子が、記録に残したいほど魅力的だったというか、歴史的な意義があったということなのでしょうね。
確かに、環境保護団体によるすごいアート作品もありましたし・・・
〔関連ログ〕
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あまりメディアが伝えないニューヨークのウォール街デモの素顔[2011-10-12]
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