

ニューヨークの街角にはいろんなアート作品がいっぱい。中には、アートというよりも歴史的な価値を持つものも。例えば、コレ、本物の「ベルリンの壁」の一部の上に絵を描いたもの・・・。冷戦まっただなかの1961年、自由主義国と社会主義国を分断するために、東ドイツがベルリンに作ったあの壁です。今年でちょうど築50周年。

このベルリンの壁の一部は、不動産ディベロッパーのJerry Speyer氏が購入したもので、ミッドタウンにあるオフィスビルのパブリック・スペース(5番街とマディソン街の間の53丁目沿い)に、壁が壊された翌年の1990年から設置されてるんだとか。
かつては、「越えられない物」や「変えられない物」のたとえ喩えだったベルリンの壁も、こうしてニューヨークの街角でパブリック・アートになってるとは・・・。時代を感じますね。
もう20年以上もここにあるんですね
お馴染みのお花の落書き発見
ニューヨークにはこの53丁目のほかに、国連本部の庭、イントレピッド海空宇宙博物館、World Financial Centerの北側のマリーナ、Gateway Plazaの3箇所にベルリンの壁があるそうです。
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