全米、全世界の民主主義国に波及したウォールストリートを占拠せよ（Occupy Wall Street）デモ。今も連日ニュースになってる歴史に残る一大事。うちのブログでお伝えした『
平和的で文化的なデモの素顔』にも、「イイネ！すごくイイ！」、「日本ではなかなか同じノリにはならないんだけどさ」、「今すぐ行きたい！この目で見たい！！」という声がツイッター上で数多く寄せられています。
花壇を守り、持ち寄った本で図書館を作り、インターネットを活用し、アート、音楽、パフォーマンスで自らの主張を表現する人々。その中心は若者ですが、高齢者や、週末になれば小さな子どももお手伝い･･･。
いろんな人たちが集まって、いかにもニューヨークらしい状況になっているわけですが、最近、この現場で注目を集めてるのがヒップスター・コップ（Hipster Cop）と呼ばれるホンモノのニューヨーク市警の刑事さん。
ブラウンがかったブロンド・ヘアーはお洒落にセットされ、細身のズボンに細身のネクタイ、カーディガンを着用していることも多く、メガネが印象的。まるでヒップスターのようだ、というわけで、デモ参加者の間で「ヒップスター・コップ」と呼ばれるようになったのだとか!? なんだか日本のアニメに出てきそうなキャラクターですよね（笑）。
ニューヨーク・タイムズや
Gothamist等によると、彼の名前はリック・リー（Rick Lee）さん。見た目は若いけど45歳でNYPDに20年勤務している本職の刑事。オーガニック・フード好きで、ファッション好き、スーツはラルフ・ローレンに勤める友人のハンドメイドで、メガネはサングラスで有名なレイバンのフレーム。好きな音楽は
Radioheadや
the Killers。デモの拠点となる公園が所轄、しかもまさに本件の担当。で、昔からこのスタイルで職場のニックネームもヒップスターなんですって･･･。
いかにもニューヨークらしいヒップスター刑事。彼の任務は、デモ参加者、一般市民、みんなの安全を守ること。その容貌から、休みの日はデモ参加者側でここに来てるんじゃない？という噂も出るほど･･･。いろんな意味でドラマチックですよね。
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