

前回お伝えした「
ウォール街のデモの素顔」が結構な反響となってますが、ニューヨークでは、デモに限らず様々な場面で一般市民が街の活気を盛り上げてます。無数にあるパレードやコンサートなど野外イベントなどはもちろん、本来は行政の仕事なはずの公園の維持や管理・・・、中には、こんな空中公園まで地域住民が中心のNPO団体が作っちゃうほど。

この空中公園ハイラインは、廃線になって放置されていた列車の高架を、地域住民の方々のリーダーシップで作っている公園。
2009年に第一区間、今年
2011年に第二区間がオープンしたばかり。
都市再開発や地域活性化のための市民活動の例として、世界中から大きな注目を集めているプロジェクト。
空中にあることを活かした
展望台や、芝生広場、四季折々の草花などのほか、世界的に有名なチェルシーのギャラリー街上空という立地のためアート作品が展示されることも多く、アーティスティックな雰囲気も見所になってます。秋の様子はどうかしら?と先週末にお散歩に行ってみたら、急に暖かくなって日中の気温が27℃くらいに・・・。10月というのに水遊び場が大人気。なんだか秋というよりまだ夏っぽかったです。
にぎわうハイライン
高架の上です
お花がキレイ
芝生広場のあるエリア
暑いんでアイス売れてました
クッキーサンドのアイス
くつろぐ人々
かわいいお花いろいろ
水遊び場のあるエリア
チビッ子たちが大喜び
裸足になって遊んでます
秋というより夏っぽい?
〔ご参考〕
www.thehighline.org:公式サイト
〔ハイライン関連ログ〕
・
ニューヨークの空中公園ハイライン、第二区間にも展望台[2011-06-18]
・
NYのハイライン公園周辺に展示中の個性的なパブリックアート[2011-06-18]
・
ニューヨークの空中公園ハイライン、第二区間オープン! The High Line[2011-06-17]
・
ニューヨークの空中公園、ハイラインも雪景色[2011-01-18]
・
ハイライン・ストリート・フェスティバルで見かけた不思議なキャラクター [2009-07-17]
・
ハイライン・ストリート・フェスティバル[2009-07-16]
・
ハイラインの上にできた展望台スペース 10th Avenue Square[2009-06-13]
・
ニューヨークに空中公園ハイラインがついにオープン! The High Line[2009-06-12]
政府や自治体に依存するだけでなく、一般の人々が自分たちの手でより良い世の中にしていこうっていう意味では、前回の「ウォール街のデモの素顔」と同じ考え方や価値観が、このハイライン公園の背景にもあるような気がします。そういう背景も踏まえて訪れてみると、見るもの、感じるものが変わってきたりします。
※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。
「人気blogランキング」