

ニューヨークの地下鉄車内で見かけたポスター。「アプリを創って、乗客を助けよう」(Create Apps, Help Riders)??? これは、地下鉄を便利にするアプリのコンテスト、「
MTAアプ・クエスト」"MTA App Quest"の告知。近年、ニューヨークでは「みんなで協力して公共サービスをより良くしよう!」という動きがあちこちで広がってます。背景にあるのは、技術革新。

今年1月には、若干27歳の女性、
レイチェル・スターンさんがニューヨー市初のチーフ・デジタル・オフィサー(Chief Digital Officer)に任命!!!
様々な行政サービスにFacebook、Twitterなどソーシャル・サービスが導入され、
市民生活を向上させるアプリ・コンテスト(BigApps2.0)も、注目を集めてまして、ニューヨーク都市交通局(MTA)もこの流れに同調したようです。
このコンテストのためにインターネット上で一般公開された
MTAの交通サービス関連データを活用し、サービス向上につながるアプリをみんなにつくってもらいましょう、という発想。サービスを向上させながら、コスト削減にもつながる素晴らしいアイデア。
優勝者には5千ドルの賞金(賞金総額は1万5ドル)が用意されてますが、それ以上に、NY市のアプリ・コンテスト入賞がきっかけで、ベンチャーファンドから出資を得て起業しちゃった例(
NYC WAY)のように波及効果もかなり大きいと思います。締め切りは、米国東部時間の10/17午後5時。ご興味のある方はぜひ。以下、公式サイトで紹介されていたサンプルです。
NYC Mate、無料です
いろいろなアプリができてどんどん便利に
〔ご参考〕
・
MTA App Quest:公式
近年、ニューヨークでは行政サービスや公共サービスのデジタル化が怒涛の勢いで急激に展開しています。イケイケ、ガンガン、スピード早過ぎ。でも、ニューヨークにはこういう新しい技術が好きな方が多いようでして、いわゆるデジタル・デバイドが問題になるような雰囲気は感じません。世界で一番アップルストアが多いのも納得。
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