

ニューヨークを代表する大学の1つ、コロンビア大学。1754年設立のアイビー・リーグの一校で、世界最多のノーベル賞受賞者を輩出する研究機関としても有名。そんなコロンビア大のビジネス・スクール(経営大学院)が、このたび、入学審査にツイッター的な短文(200字以下)の論文?の提出を導入すると発表して話題になってます。

第一報となったウォール・ストリート・ジャーナルの
記事を書いた方が、同じ記事を別の媒体で発表した際のタイトルは、「俳句でビジネス・スクールへ」(
A Haiku can get you into Business School)。
日本語の「俳句」は英語でもそのまま"Haiku"で通じます。
世界中から多様な優秀な人材を集めたいアメリカのビジネス・スクールでは、昔からいろいろな入学審査を実施してますが、今年に入ってツイッター的な短文を、これまでの長めの論文やGMATの成績などに加えて導入する事例が登場。
今年6月にもアイオワ州のTippie大学のビジネス・スクールが140字以下で同様の入学審査を実施。最優秀者1名は3万7千ドルの奨学金が授与されました。
これほど短い文章でちゃんと審査できるか疑問に感じる方もいるかもしれませんが、この他に長めの論文が課されていることや、今の時代、ビジネス・スクールで学ぼうという人材の多くは、
『インターネット上で確認できる優れた論文や実績をすでに持っている』と考えられるため、メディアのリアクションは好意的なものが中心。
まぁ、確かに、ビジネス・スクールの入学審査で提出が求められる資料以上のものが、ネット上にどーんとあっていつでも確認できるって方は、今の時代、結構いるんでしょうね。
HTMLを知らないと使いにくかったホームページの時代から、誰でも手軽に使えるブログや、さらにはもっと簡単なフェイスブック、ツイッターの時代になりました。インターネット上で様々な活動の内容や、論文とか、論文までいかなくても考えていることを表現している人は、もういっぱいいます。今後は、大学院の入学試験だけでなく、就職試験とかでもこういう(うちに提出するのは200字以下でいいよ、後はネットで見るから・・・)みたいな方法が導入されていくかもしれませんね。
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