8月3日からニューヨークでオープンした「BMW Guggenheim Lab」。これは、無料で誰でも参加できる公共のラボ(=研究所)。ゲームやセミナーなどを通じ、「私たちが住む都市の未来の姿をみんなで考えよう」ってコンセプト。今後、世界9都市を巡り、集めた意見やアイデアは、最終的にグッゲンハイム美術館での特別展になって、一般公開される計画です。
ちょうどこの時も、社会インフラ、住宅、教育、環境など都市の課題をテーマにしたゲームを通じて考える参加型グループ・アトラクション、Urbanologyの真っ最中。進行役のお姉さんが解説を加え、『遊びながら学べる』仕組み。素晴らしい!
テーブル席では都市の課題の解決策を考えるグループ・ディスカッションも・・・。ラボだけあって、大学の授業のような雰囲気。しかもめっちゃ盛り上がってたりするところが、さすがニューヨーク。
公式サイトのイベント・カレンダーも若干シラバス的。好奇心や向学心が刺激されるので、こちらの大学生活とかに慣れてる方々には面白くてたまらないでしょうねー。「エデュケーションをエンターテインメント化した施設」って感じ。しかもOpen to public でFree。斬新。ニューヨークでの開催期間は10/16までとなってます。
最近、日本で「自然エネルギーはお金がかかる、原発は安い・・・」みたいな議論ありますけど、こっちでは普通にニュースになってる「
アメリカ人では太陽光発電でも既存の電気代と競合可能なエリアに住んでいる人たちがかなりいる 」とか、「
太陽が出てなくても24時間発電可能な最新太陽光発電のアイデアが登場した 」みたいな情報はぜんぜん考慮されてなかったりして、すごく違和感を感じます。これまで、みんなで考える場がなかったから? こういうラボ施設があれば、みんなで遊んで楽しみながら、いろいろな情報を学んだり共有できたりして、より良い未来の姿を一緒に考えていけるようになるかもしれませんね。
都市の課題がコマに 参加型グループ・アトラクション、Urbanology Yes/Noクイズ形式 進行役のお姉さん スタッフの方々 テーブル席でグループ・ディスカッション 盛り上がってます モニターをよく見てみると・・・ 日本語も カフェもあります 場所は2nd Ave. とHouston Stの北東コーナー 施設の完成イメージ BMW Guggenheim Labポスター
〔ご参考〕
・
http://bmwguggenheimlab.org :公式サイト
教育機関や自治体じゃなくて、グッゲンハイム美術館がやってるってところが、また興味深いですね。アーティストやクリエイターの方々もアートだけじゃなくて、今まで以上にっていうか、より率先して未来の都市のあり方とか、世の中全体のことを考える時代なのでしょう。
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