

普通の街角がとても絵になるニューヨーク。昔から名作映画やドラマの舞台としても有名ですが、この夏、ニューヨークでロケを行なうTVドラマの数が8月だけで23作品に達し、史上最高記録を更新!!!
報道によると、前から続くドラマに加え、ABCの「パンナム」やHBOの「ガールズ」など、9月からの新作のロケが増えてるそうです。

2006年には9作品(それでも十分多いけど)と半分以下だったのが急増中。多チャンネルのアメリカでも、さすがにこれじゃぁ、ニューヨークが舞台のドラマ多過ぎ?
でも、ニューヨークには、歴史的な街並みから未来都市のような超高層ビルまであって、どんな文化背景の人物でも描けるため、同じ場所でも多種多様なドラマを作りやすいのだとか。
さらに近年は、ニューヨーク市もドラマや映画の撮影を全面的にバックアップ。
その結果、もともと別の都市を舞台にしてるドラマが、ニューヨークにやってくる特別編を作ったり(GLEE)、さらに、別の都市が舞台なのにニューヨークで撮影(The Good Wife、シカゴが舞台だけどロケはニューヨーク)するドラマまで出てくるようになったのだとか。へぇー。
しかも、こうした映画やドラマのニューヨーク・ロケは今後さらに増える見込み(
7/30付のニューヨーク・タイムズ)。また、制作に関わる「フィルム・インダストリー」(film industry)は、ニューヨーク市に年間50億ドル(1ドル=80円換算で4,000億円)の経済効果と、10万人の雇用をもたらし、4,000軒の地元ビジネス(飲食業、花屋、クリーニング屋など)への恩恵もあるそうです。
NY市が提供するロケ地のインタラクティブ・マップ
ニューヨーク街角では、心にジーンとしみてくる何ともいえないドラマチックな風景に、本当にたくさん遭遇するのですけれど、実際ここで撮影されるドラマの数もいっぱいあるんですね。しかも、年々、どんどん増えてます。他の都市を舞台にしたドラマまで撮影されるようになっちゃったというのは新しいトレンドなのだとか。興味深いです。
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