ニューヨークの街角で目にするストリート・アート。いろんなタイプのものがありますが、こんな巨大な人の顔の白黒写真も・・・。アーティストのJRさんによるインサイド・アウト(Inside Out)という参加型アート・プロジェクトの一環。場所は、ロウワー・イースト・サイドのエセックス通り沿い(On Essex Bet. Rivington St & Stanton St)。
インサイド・アウトは、誰でも参加できるアート・プロジェクト。「自分の内面を外に表現してみよう」というテーマで、撮った白黒写真を大きなポスターにして街角に貼り出すところまででワンセット。
公式サイトには世界各地から9,000枚を超える写真も。かつて「アパルトヘイト」(=人種差別政策)があった南アフリカでは、子ども達がお互いに写真を撮りあいポスターを貼り出すことで、相互理解を深め差別をなくすという主旨で、学校でこのアート・プロジェクトに参加したんだとか。
アート・プログラムや学校の美術の授業から差別撤廃を学ぼうってわけです。そうした活動が評価され、インサイド・アウト・プロジェクトは
あのTEDから、世界をより良くするための活動に与えられる「2011年TED賞」(
2011 TED Prize)も受賞してます。
抜群のインパクトちゃんとテーマのあるアート・プロジェクトなのです
〔ご参考〕
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www.insideoutproject.net:公式サイト
日本の小学校や中学校とかでもこのインサイド・アウトに参加してみたら、自己表現力を高めたり、いじめ防止とかにつながっていいかもしれません。楽しみながら学べるアート・プロジェクトですし、公式サイト見ると世界中の人々の暮らしぶり(街角にポスター貼り出すので生活風景も見れるんです)も感じられて、いろいろ勉強になる気がします。
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